バドミントンS/JリーグⅢ2025が、2026年2月13日から東京都立川市で開催中だ。S/JリーグⅢは、S/JリーグとS/JリーグⅡの下部リーグにあたり、S/JリーグⅢの1位チームが来季のS/JリーグⅡへ自動昇格となる。今季のS/JリーグⅢは、男子1部16チーム、男子2部28チーム、女子6チームがエントリー。大会2日目の2月14日、女子は初日から行なわれているリーグ戦の残り試合を実施し、最終順位が確定した。なお、男子は最終日の15日に優勝および最終順位が決まる。ここでは、女子のダイジェストをお届けする。
【女子ダイジェスト】
6チームによるリーグ戦で順位を争った女子は、金沢学院クラブが5戦全勝で優勝を果たし、来季のS/JリーグⅡへの昇格を決めた。
金沢学院クラブにとって、山場となったのは、TEAM KANAGAWAとの4戦目。ともに全勝同士で負けられない一戦となったが、金沢学院クラブは、第1ダブルスの吉田茜夕美/上田美咲、シングルスの五十嵐友実子、第2ダブルスの福田海璃/多﨑千帆が勝利し、負けなしで最終戦へ。JP日本郵政との最終戦は、キャプテンでシングルスを担った花輪祥子が悔しい1敗を喫したものの、ダブルス2勝でリーグ全勝優勝を決めた。
金沢学院クラブの女子チームは、今シーズンは11月に、男子S/Jリーグに属する金沢学院クラブで現役選手として活躍する藤田遼が監督に就任する新体制に。キャプテンの花輪によれば、「前監督やコーチがうまく連携してくれていることもあり、環境に大きな変化はありません。内定選手である金沢学院大の学生が加わったこともあり、層が厚くなっているのは、チームとして成長しているところ」だという。その内定選手の吉田/上田は、ペアとして3勝。リーグ終盤は主に第1ダブルスを担い、それぞれペアを替えても勝利に貢献している。同じく内定選手の五十嵐はシングルスで2勝した。
「本来の力を出せば、結果として優勝できるかなと思っていた。選手たちがしっかり力を出してくれた」と藤田監督が言ったように、優勝は通過点。2026年シーズン、金沢学院クラブは、2023年以来となるS/JリーグⅡ参戦となる。S/JリーグⅡでの悔しさを知る数少ない選手である花輪は、「前回は1勝もできずに降格。そうした経験を生かして、次はS/JリーグⅡでしっかり勝負したい」と来季を見据えた。
【女子最終順位】
1位 金沢学院クラブ
2位 TEAM KANAGAWA
3位 JP日本郵政
4位 横河電機
5位 豊田合成
6位 島津製作所
取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/井出秀人