2月6日に開催されたアジア団体選手権(中国・青島)4日目は、男女の決勝トーナメントが行なわれた。予選リーグ上位2チームによる準々決勝に、日本は男女ともグループ1位通過で挑んだ。
【男子ダイジェスト】
前日のインド戦で劇的な逆転勝利を飾った日本男子は、準々決勝でマレーシアと対戦。第1シングルスは、予選2試合で先陣を切った西本拳太を温存し、田中湧士で勝負に出る。すると、その田中は世界ランク39位のジャスティン・ホーとファイナル勝負の激戦を展開。第1ゲームを21−17で田中が制し、第2ゲームはホーが20オールから連続ポイント。互いに譲らぬ勝負となった。最終ゲームは、田中が12−9から6連続得点でリードを広げ、最後は21−11で勝利。日本が先制ポイントをつかむ。
田中に続いて登場したのは、第1ダブルスの保木卓朗/小林優吾。ワールドツアー上位大会を戦うヤップ/アリフに対し、ここはトップランカーの貫禄を見せ14本、12本で快勝。チームスコアを2−0とした日本が第2シングルスの渡邉航貴につなぐと、第1ゲームこそ20−22で落とした渡邉だったが、第2ゲームは11本ですぐさま取り返す。ファイナルゲームは3本で圧倒し、日本は3−0でマレーシアを撃破。準決勝進出を決め、トマス杯の出場切符を獲得した。日本は準決勝でインドネシアと対戦する。
▼準々決勝(2月6日)
日本(C組1位)3−0 マレーシア(D組2位)
MS1田中湧士②〔21−17、20−22、21−11〕1●ジャスティン・ホー66分
MD1保木卓朗/小林優吾②〔21−14、21−12〕0●ヤップ/アリフ35分
MS2渡邉航貴②〔20−22、21−11、21−3〕1●ショレ・アイディル60分
中国(A組1位)3−1 台湾(B組2位)
韓国(B組1位)3−1 インド(C組1位)
インドネシア(D組1位)3−2 タイ(A組2位)
▼準決勝(2月7日)
中国 − 韓国
日本 − インドネシア
【女子ダイジェスト】
6年ぶりのアジア制覇に向けて、予選リーグを1位で勝ち上がった日本女子。決勝トーナメント・準々決勝の相手は、ワールドツアー上位大会に多くの選手が出場している台湾。上位ランカーは少ないものの選手の地力が上がっており、若いメンバーが多い日本にとっては侮れない相手だ。
第1シングルスは、予選リーグからトップシングルスを担う郡司莉子。世界ランク14位の邱品蒨(チウ・ピンチェン)に対し、第1ゲームを郡司が13本で先制すると、続く第2ゲームは17本に抑えてストレート勝ちを収める。さらに第2ダブルスは、中西貴映/髙橋美優が台湾のベテランペアを15本、17本で退け、日本が2連勝を飾る。
日本の楽勝ムードかと思われたが、第2シングルスの結果で流れが大きく台湾に傾く。日本の明地陽菜は、ワールドツアー上位大会にも出場している林湘緹(リン・シャンティ)に第1ゲーム17本で先制するも、第2ゲームは林湘緹が21−19で制し、ファイナルゲームに突入。中盤まで9−12と接戦に持ち込んだ明地だが、後半は相手が先に抜け出し15−21で敗れた。
悪い流れは続く。第2ダブルスの鈴木陽向/山北奈緖が第1ゲームの接戦を20−22で落とすと、最終ゲームは13本で敗戦。チームスコアは2−2となり、第3シングルスの渡邉柚乃に日本の勝利が託されたが、ここは経験豊富な台湾の許玟琪(シュー・ウェンチー)が底力を発揮する。渡邉は第1ゲームを落とした後の第2ゲームを8本で制したが、ファイナルゲームは許玟琪がペースを握り13−7でリード。後半、先行する許玟琪に渡邉がなんとか食らいつくも、最後は15−21で振り切られ敗戦。日本は2−3で台湾に敗れ、アジア団体では初めてメダルを逃す結果となった。
▼準々決勝(2月6日)
日本(X組1位)2−3 台湾(Z組2位)
WS1郡司莉子②〔21−13、21−16〕0●邱品蒨41分
WD1中西貴映/髙橋美優②〔21−15、21−17〕0●許雅晴/宋碩芸45分
WS2明地陽菜●1〔21−17、19−21、15−21〕②林湘緹68分
WD2鈴木陽向/山北奈緖●1〔20−22、21−12、13−21〕②楊景惇/許尹鏸69分
WS3渡邉柚乃●1〔18−21、21−8、15−21〕②許玟琪
中国(W組1位)3−0 インド(Y組2位)
インドネシア(X組2位)3−2 タイ(Y組1位)
韓国(Z組1位)3−0 マレーシア(W組2位)
▼準決勝(2月7日)
中国 − 台湾
韓国 − インドネシア
文/バドミントン・マガジン編集部
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