バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【全日本総合2025】「壁を乗り越えるために、今ある差という部分を次の1年で絶対に埋めたい」(水津愛美)<準決勝/選手コメント-15>

日本一を争う「第79回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日に東京・京王アリーナで開幕した。大会5日目の29日は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは注目選手のコメントを紹介する。

女子シングルス
水津愛美
(ACT SAIKYO)

準決勝結果:山口茜(再春館製薬所)に0−2で敗戦

ーー試合を振り返っって

すごい緊張しました。これまで一緒に練習したり、フリーの試合を行なうことがほとんどなくて、公式戦も初めて。1ゲームは全然ついていけなかったです。全体的に自分のほうが遅れていたので、そこでミスが出てしまいました。どうしようっていう迷いが出てしまったのが、1ゲーム目でした。

ーー遅れていたのは、動きのスピード?

それもありますが、おそらくショットの初速が少し速いので、それで全体的に自分が遅れたんだと思います。昨日に比べて、自分の動きのスピードも上がらなかったというのもありますが、すごく(対応が)難しかったです。

ーー2ゲーム目は攻撃的なラリーができていた

(エンドが)飛ばない方だったので、自分からガンガン押していきました。中盤13点あたりまではいい展開で進められたけど、そこから山口選手がスピードを上げてきた。そのショットのキレがすごくて、その球を打たせないようにしなきゃいけなかったのに、自分の配球ミスもあって、打たれ続けました。

ーー連続失点も多かった

連続失点する中で、どういうプレーをしようかという迷いがずっと頭の中にあった。どう思い切ってやるのか、プランが曖昧な部分が連続失点につながったと思います。

ーー今大会で見つけた課題

大会を通して自分のよかったところもありましたが、今日みたいに、まだまだ、という現実をつきつけられた部分もあった。自分自身でこの結果を受け入れて、来年に向けてしっかり頑張ろうと思います。

ーー世界トップのプレーを体感できたことは収穫

準々決勝まで自分自身の力で戦えたと感じる部分もあるけど、準決勝を超えるためには大きな壁があることを、あらためて実感できました。この壁を乗り越えるために、今ある差という部分を、次の1年で絶対に埋めようと思います。

取材/バドミントン・マガジン編集部、平野貴也、吉井信行、楊順行

バドミントン・マガジン1月号が発売中!

Amazon

楽天ブックス

スポーツクリック

定期割

弊社販売部
(0120‐911‐410)

バドスピTOPへ
モバイルバージョンを終了