日本一を争う「第79回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日に東京・京王アリーナで開幕した。大会5日目の29日は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは注目選手のコメントを紹介する。
男子シングルス
武井凜生
（NTT東日本）
準決勝結果：田中湧士（NTT東日本）に2−0で勝利
－－試合を振り返って
正直、勝てるイメージがないままコートに入った部分もあるが、とにかく拾い続けることが相手にとってプレッシャーになると、昨夜から考えていた。それが1ゲーム目、いい形で取れたことにつながり、2ゲーム目は相手が点数をほしがったところで、我慢してプレーできました。また、田中選手のキレのあるスマッシュも、怖がらずに取れたと思います。全体的には、自分がやるべきこと……長いラリーでも我慢して、チャンスを待つことを徹底できたのがよかったです。
－－パフォーマンスの面で、昨年からの変化
楽に構えられるようになりました。以前は、どんな球が来てもひたすら取りにいくというか、フィジカルで戦うしかないと思っていましたが、今年は戦術を身につけられたと思っています。大会の結果や世界ランキングを考えると、プラン通りに進んだ一年ではないですが、自分のバドミントンとしては成長を感じています。
－－明日に向けて
昨年は2位という結果に終わってしまったので、今年は優勝できるように。これから気持ちを切り替えて準備していきたいと思います。明日勝てれば、多少は、今年一年よかったなと思えそうです。
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