日本一を争う「第79回全日本総合バドミントン選手権」が、12月25日に東京・京王アリーナで開幕した。大会4日目の28日は、各種目準々決勝が行なわれた。ここでは注目選手のコメントを紹介する。
男子シングルス
西本拳太
（ジェイテクトStingers）
準々決勝結果：宮下怜（明治大）に2-0で勝利
――試合を振り返って
相手は（小川）翔悟に勝ってきているので、警戒していました。第1ゲームに、僕が彼の球を見極めることができて、うまく捕まえられたのが大きかったかなと思います。第1ゲームはシャトルが少し飛ぶ方だったので、うまく後ろを使いながらやれたのもよかったと思います。
――この1年を振り返って
序盤は海外の大会でも安定した成績だったと思うのですが、夏前あたりはプレー面で迷いが出たりした。そうした時期も経て、11 月には熊本マスターズで決勝にいくことができて、そういう意味ではよかったと思います。崩れるときがあったとしても、その大会数をなるべく少なくしていければと思っています。
――準決勝は熊本マスターズの決勝で対戦した奈良岡選手と対戦する
皆さんがその試合を楽しみに来てくださると思うので、今日しっかり準備して、また見に来てよかったと思ってもらえるような試合ができればいいかなと思います。対応は試合の中で見つけていくしかないと思うので、気持ちも身体も準備します。
宮下怜
（明治大）
準々決勝結果：西本拳太（ジェイテクトStingers）に0-2で敗戦
完敗です。第1ゲームの中盤までは競っていたんですけど、そこから一気に離されて、自分の攻めたいパターンをことごとく防がれてしまった。自分からミスしてしまいました。強い人とやれてうれしかったっていうのはあるけど、もったいない負け方だったなと。出しきれてはいないと思いますね。
来年は実業団に入るので、プレッシャーとかも違うと思うんですけど、楽しみながらやることを忘れないように頑張ります。
取材／バドミントン・マガジン編集部、楊順行、平野貴也、吉井信行
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