日本一を争う「第79回全日本総合バドミントン選手権」が、12月26日に東京・京王アリーナで開幕した。大会2日目の26日は、各種目1、2回戦が行なわれた。ここでは注目選手のコメントを紹介する。

男子シングルス
沖本優大
(BIPROGY)
2回戦結果:萩原駿希(埼玉栄高)に2-0で勝利
相手のベンチに(埼玉栄高校の恩師である)大屋(貴司)監督がいるというのが初めての経験で、コート外のことになっちゃいますが、その違和感はありましたね。高校時代は、いつも自分の後ろから一生懸命応援してくれて、本当に心強い存在だったので、相手のベンチにいるというのは。プレーしづらいという感じはありませんでしたが、いつもと違った感じでした。
対戦相手は何度か練習したこともある選手ですが、自分が高校1年生のときはこんなプレーはできなかったなと思いながら、球を交えていました。自分自身としては、1回戦にしては、動きはよかったかなと。簡単なミスはありましたが、まずは勝てたのでよかったと思います。
試合中は集中していて次の相手のことは考えていませんでしたが、今、高野(日向)がインタビューを受けていて、次の相手は高野だとわかりました。総合の1回戦、2回戦ともに埼玉栄の後輩とやることはなかなかないと思いますが、自分が向かっていく気持ちで、いつも通り声を出して頑張りたいと思います。
男子シングルス
萩原駿希
(埼玉栄高)
2回戦結果:沖本優大に0−2で敗戦
この体育館は結構飛ぶので、ヘアピンで(ラリーを)制さないと勝てない。ロブは甘くなるかアウトかの2択だったので、ヘアピンで勝つしかないと思っていましたが、相手のほうがヘアピンはうまかった。全部自分が上げる展開になりました。(第2ゲームは)18- 19にもなったけど、そこで自分がサービスミスをしてしまった。めっちゃ手が震えてしまって、そこは経験の差を感じました。スマッシュも打っていったけど、結構取られていたし、決まった球は少なかった。身長は高くなくても、ああいうレシーブができるのはさすがだなと感じました。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部、平野貴也、吉井信行
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