小学生の日本一を決める『第34回全国小学生選手権大会』が12月20日に、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)で開幕。競技2日目の21日は、都道府県対抗の男女団体戦(1複2単)の準々決勝から決勝が行なわれた。ここでは、女子団体のダイジェストをお伝えする。
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【女子ダイジェスト】

好ゲームが相次いだ準々決勝。ファイナルゲームに突入する試合が複数、見られたなか、ベスト4に名乗りをあげたのは埼玉、岐阜、香川、愛知だった。
準決勝。埼玉と岐阜のマッチアップは、埼玉が2−0で勝利。複の髙橋麗/秋庭心虹は、19オールから突き放されて第1ゲームを落としながら、気持ちを引かずに反撃し、その後は14本、15本で見事に逆転勝利。第1単の三堀爾娘は、小気味よいフットワークからの思いきったショットで、16本、14本のストレート勝ちを収めた。
香川と愛知の対戦は、香川が複を取って優位に立ったが、全国上位の実績を持つ愛知の渡邊世怜菜と宮下蒼夏が、ともに勝負強さを発揮。両者、ファイナルゲームを奪ってチームの決勝進出を決めた。

埼玉と愛知の顔合わせとなった決勝。接戦が予想されたが、特にゲームの佳境で攻める姿勢を貫いた愛知が2−0で決着をつけた。まず第1単の渡邉が15本、19本で先勝し、複の平田花子/田中倫奈が9本、19本で勝利。前々回はベスト8、前回は準優勝に終わった悔しさを晴らした愛知に、歓喜の瞬間が訪れた。
<女子団体結果>※21日
▼準々決勝
埼 玉 2-0 富 山
岐 阜 2-1 徳 島
香 川 2-0 静 岡
愛 知 2-0 愛 媛
▼準決勝
埼 玉 2-0 岐 阜
愛 知 2-1 香 川
▼決勝
愛 知 2-0 埼 玉
平田花子/田中倫奈②〔21-9、21-19〕0●髙橋麗/秋庭心虹
渡邊世怜菜②〔21-15、21-19〕0●三堀爾娘

優勝・愛知

準優勝・埼玉

3位・岐阜

3位・香川
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取材・文/バドミントン・マガジン編集部
写真/佐々木 萌
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