小学生の日本一を決める『第34回全国小学生選手権大会』が12月20日に、広島県立総合体育館（広島グリーンアリーナ）で開幕。競技2日目の21日は、都道府県対抗の男女団体戦（1複2単）の準々決勝から決勝が行なわれた。ここでは、男子団体のダイジェストをお伝えする。
★女子のダイジェストはこちら
【男子ダイジェスト】
この日、準決勝進出を決めたのは愛知、富山、鹿児島、埼玉。愛知と富山は、ともに2−0で勝利し、鹿児島と埼玉は、いずれも競り合いを制して2−1で白星を手にした。
準決勝。愛知vs富山は、複を愛知、第1単を富山がものにして第2単へ。富山・櫻井恵太と愛知・長神旺征の緊迫戦はファイナルゲームにもつれ込み、櫻井が終盤に抜け出して16本で逆転勝ち。また、鹿児島vs埼玉は、鹿児島が複を制した後、第1単の鹿児島・下永田晟旺が、前ラウンドの敗戦からファイトバックして4本、9本の圧勝。ラストマッチへ駒を進めた。
富山vs鹿児島の決勝。準決勝の勝利で勢いづいた鹿児島は、複の竹之内大和（写真上・左）／梅田飛馬が要所をきっちり押さえるコンビネーションを展開。18本、14本で先勝した。そして、同時進行でプレーしていた下永田が、落ち着いたシャトルさばきから力強いスマッシュなどで着実に得点。11本、15本で締め、鹿児島の第17回大会以来2度目の優勝が決まった。
＜男子団体結果＞※21日
▼準々決勝
愛 知 2－0 石 川
富 山 2－0 愛 媛
鹿児島 2－1 福 岡
埼 玉 2－1 徳 島
▼準決勝
富 山 2－1 愛 知
鹿児島 2－0 埼 玉
▼決勝
鹿児島 2－0 富 山
竹之内大和／梅田飛馬②〔21－18、21－14〕0●木下壱冴／鹿間奏斗
下永田晟旺②〔21－11、21－15〕0●谷川結音
川﨑亜城 〔11－13 打切り〕 櫻井恵太
優勝・鹿児島
準優勝・富山
3位・愛知
3位・埼玉
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取材・文／バドミントン・マガジン編集部
写真／佐々木 萌
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