今季のワールドツアーで活躍したトップ８が集結するBWFワールドツアーファイナルズ（中国・杭州）が、12月17日に開幕した。予選リーグ、決勝トーナメントを勝ち上がった選手に年間王者のタイトルが与えられる同大会。初日は各種目の予選リーグ・第1戦が実施され、日本選手も海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた。
女子シングルスは、山口茜と宮崎友花の日本対決となり、山口に軍配があがった。第1ゲームを10本に抑えた山口は、第2ゲームも軽快な動きで宮崎を抑え、21−14で勝利。幸先よいスタートを切った。
女子ダブルスも、福島由紀／松本麻佑（上写真・右）と中西貴映／岩永鈴が同じグループAに入り、初日から激突。先制したのは福島／松本。第1ゲームを14本で奪うと、第2ゲームも多彩な攻撃からポイントを重ねて21−14。福島／松本が白星発進を決めた。
混合ダブルスは、今大会がペアとして最後の戦いとなる緑川大輝（上写真・左）／齋藤夏が、タイのデチャポル／スピッサラと対戦。第1ゲーム19オールから先に抜け出した緑川／齋藤が先制すると、第2ゲームは14−17からの逆転勝利で優勝候補ペアを撃破した。
男子シングルスは、奈良岡功大（上写真・手前）が周天成（チョウ・ティエンチェン／台湾）と対戦。ねばり強い相手に対し、第1ゲームは奈良岡が17本で先制。第2ゲームの競り合いも奈良岡がモノにし、2−0のストレート勝ちで白星をつかんだ。
12月17日の予選リーグ・第1戦結果、18日・第2戦の対戦カードは以下の通り。
予選リーグ・第1戦（12月17日）
【男子シングルス】
▼グループA
クンラビット・ビティサラン（タイ／1勝）②〔21−10、21−14〕０●ジョナタン・クリスティ（インドネシア／1敗）45分
クリスト・ポポフ（フランス／1勝）②〔21−13、12−21、21−19〕１●アンダース・アントンセン（デンマーク／1敗）78分
▼グループB
石宇奇（中国／1勝）②〔21−13、23−21〕０●李詩灃（中国／1敗）57分
奈良岡功大（日本／1勝）②〔21−17、21−18〕０●周天成（台湾／1敗）55分
【女子シングルス】
▼グループA
アン・セヨン（韓国／1勝）②〔21−16、8−21、21−8〕１●プトリ・クスマ・ワルダニ（インドネシア／1敗）63分
山口茜（1勝）②〔21−14、21−17〕０●宮崎友花（1敗）42分
▼グループB
王祉怡（中国／1勝）②〔21−14、21−5〕０●韓悦（中国／1敗）35分
ポンパウィ・チョチュウォン（タイ／1勝）②〔21−18、14−21、21−10〕１●ラチャノック・インタノン（タイ／1敗）57分
【男子ダブルス】
▼グループA
徐承宰／金ウォンホ（韓国／1勝）②〔21−19、23−25、21−14〕１●王齊麟／邱相榤（台湾／1敗）56分
グタマ／イスファーニ（インドネシア／1勝）②〔23−21、21−19〕０●マンWC／ティーKW（マレーシア／1敗）43分
▼グループB
A・チア／ソーWY（マレーシア／1勝）②〔22−24、21−18、21−19〕１●アルフィアン／フィクリ（インドネシア／1敗）83分
シェティ／ランキレッディ（インド／1勝）②〔12−21、22−20、21−14〕１●梁偉鏗／王昶（中国／1敗）60分
【女子ダブルス】
▼グループA
ティナー／タン（マレーシア／1勝）②〔21−17、21−11〕０●賈一凡／張殊賢（中国／1敗）46分
福島由紀／松本麻佑（日本／1勝）②〔21−14、21−14〕０●中西貴映／岩永鈴（日本／1敗）47分
▼グループB
李紹希／ペク・ハナ（韓国／1勝）②〔21−15、21−12〕０●孔熙容／キム・ヘジョン（韓国／1敗）55分
譚寧／劉聖書（中国／1勝）②〔21−10、21−14〕０●謝沛珊／洪恩慈（台湾／1敗）39分
【混合ダブルス】
▼グループA
緑川大輝／齋藤夏（日本／1勝）②〔21−19、21−18〕０●デチャポル／スピッサラ（タイ／1敗）43分
蒋振邦／魏雅欣（中国／1勝）②〔16−21、21−16、21−17〕１●トム・ジケル／デルフィン・デリュウィ（フランス／1敗）70分
▼グループB
馮彦哲／黄東萍（中国／1勝）②〔21−18、21−16〕０●ヒダヤットゥーラー／パサリブ（インドネシア／1敗）46分
チェンTJ／トーEW（マレーシア／1勝）②〔21−13、21−13〕０●ゴーSH／ライSJ（マレーシア／1敗）41分
予選リーグ・第2戦（12月18日）
【男子シングルス】
▼グループA
クンラビット・ビティサラン（タイ／1勝） − クリスト・ポポフ（フランス／1勝）
アンダース・アントンセン（デンマーク／1敗） − ジョナタン・クリスティ（インドネシア／1敗）
▼グループB
奈良岡功大（日本／1勝） − 李詩灃（中国／1敗）
石宇奇（中国／1勝） − 周天成（台湾／1敗）
【女子シングルス】
▼グループA
アン・セヨン（韓国／1勝） − 宮崎友花（日本／1敗）
山口茜（日本／1勝） − プトリ・クスマ・ワルダニ（インドネシア／1敗）
▼グループB
王祉怡（中国／1勝） − ラチャノック・インタノン（タイ／1敗）
ポンパウィ・チョチュウォン（タイ／1勝） − 韓悦（中国／1敗）
【男子ダブルス】
▼グループA
徐承宰／金ウォンホ（韓国／1勝） − グタマ／イスファーニ（インドネシア／1敗）
マンWC／ティーKW（マレーシア／1勝） − 王齊麟／邱相榤（台湾／1敗）
▼グループB
A・チア／ソーWY（マレーシア／1勝） − 梁偉鏗／王昶（中国／1敗）
シェティ／ランキレッディ（インド／1勝） − アルフィアン／フィクリ（インドネシア／1敗）
【女子ダブルス】
▼グループA
ティナー／タン（マレーシア／1勝） − 中西貴映／岩永鈴（日本／1敗）
福島由紀／松本麻佑（日本／1勝） − 賈一凡／張殊賢（中国／1敗）
▼グループB
孔熙容／キム・ヘジョン（韓国／1敗） − 謝沛珊／洪恩慈（台湾／1敗）
譚寧／劉聖書（中国／1勝） − 李紹希／ペク・ハナ（韓国／1勝）
【混合ダブルス】
▼グループA
デチャポル／スピッサラ（タイ／1敗） − トム・ジケル／デルフィン・デリュウィ（フランス／1敗）
蒋振邦／魏雅欣（中国／1勝） − 緑川大輝／齋藤夏（日本／1勝）
▼グループB
馮彦哲／黄東萍（中国／1勝） − ゴーSH／ライSJ（マレーシア／1敗）
チェンTJ／トーEW（マレーシア／1勝） − ヒダヤットゥーラー／パサリブ（インドネシア／1敗）
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