日本バドミントン協会は、12月12日付で日本ランキングを更新した。12月25日から30日まで開催される第79回全日本総合バドミントン選手権(東京・京王アリーナTOKYO)を前に、同大会での活躍が見込まれるランキング上位の注目選手を中心に見ていこう。
【男子シングルス】
男子シングルス
ランキングはこちら
世界トップ8に出場権が与えられるワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)に出場する奈良岡功大(NTT東日本/上写真)が、4000ポイントで日本ランキング1位をキープ。2位は250ポイント差で田中湧士(NTT東日本)、3位は渡邉航貴(BIPROGY)、4位は西本拳太の日本代表が続く。
前月の11位から6位と大きく順位を上げたのが、こちらも日本代表の沖本優大(BIPROGY)。社会人2年目の20歳は、全日本総合で結果を出し、代表定着を決めたいところだ。NTT東日本から移籍し、2028年のロサンゼルス五輪をめざしている古賀穂(AC長野パルセイロBC)は9位をキープ。こちらは代表復帰をかけて、総合での頂点を取りにいく。
19、20位は、夏のインターハイ優勝の川野寿真(ふたば未来学園高3年)、春の選抜優勝の髙野日向(埼玉栄高3年)と、今年の高校ツートップが並ぶ。ともに全日本総合の出場権を得ており、勢いあるプレーで年上選手に挑む姿に期待したい。
【女子シングルス】
女子シングルス
ランキングはこちら
4605ポイントを獲得している山口茜(再春館製薬所/上写真)が首位を守り、2位は3725ポイントの宮崎友花(ACT SAIKYO)がつける。3位は仁平菜月(ヨネックス)と郡司莉子(再春館製薬所)が2745ポイントの同点で並び、奥原希望(東京都協会)が5位で続いている。男子と同様、現在の代表勢が1〜5位を占める。
上位5人に続く6位以降は、日本ランキングサーキット優勝の水津愛美(ACT SAIKYO)、国際大会で優勝するなど昇り調子の明地陽菜(再春館製薬所)、一昨年の総合女王・杉山薫(BIPROGY)、そして長く日本代表で活躍する髙橋明日香(ヨネックス)が並ぶ。総合では、ここから誰が上位に勝ち進むのか、注目が集まる。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/井出秀人
弊社販売部
(0120‐911‐410)