12月7日に国内最高峰の団体戦「S/Jリーグ2025」が開催された。前日の高岡大会&岐阜大会に続き、神奈川県横浜市(横浜武道館)で行なわれた戦いには、上位候補のチームが登場し熱戦を繰り広げた。ここでは横浜大会の結果をダイジェストでお伝えする。
【男子ダイジェスト】
横浜大会では、Jブロックの日立情報通信エンジニアリングと金沢学院クラブが対戦。地元開催となる日立情報通信エンジニアリングは、第1ダブルスに霜上雄一/野村拓海を起用。金沢学院クラブの下農走/伊藤吏永に対し、第1ゲームを7本、第2ゲームも終盤の相手の追い上げを振り切って18本で勝利。先制ポイントをつかむ。
シングルスは、日立情報通信エンジニアリングの野田統馬が、内野陽太に対して0-2のストレート負けを喫したものの、1−1で回ってきた第2ダブルスの川邊悠陽/松川健大が冷静に高橋玄/浦隆斗を14本、12本で制し、日立情報通信エンジニアリングが2−1で白星獲得。リーグ3勝目を手にした。
▼Jブロック(12月7日/横浜大会)
日立情報通信エンジニアリング(3勝)2−1 金沢学院クラブ(3敗)
霜上雄一/野村拓海②〔21−7、21−18〕0●下農走/伊藤吏永
野田統馬●0〔18−21、12−21〕②内野陽太
川邊悠陽/松川健大②〔21−14、21−12〕0●高橋玄/浦隆斗
【女子ダイジェスト】
Jブロック上位候補であるBIPROGYは、開幕節で1勝1敗のレゾナックと激突。総合力で上回るBIPROGYは、第1ダブルスに五十嵐有紗と髙橋美優のペアを起用して白星をねらうと、その2人が期待に応えて2−0で快勝。続くシングルスは、BIPROGYが砂川温香で勝利をめざしたが、レゾナックの岩城杏奈が第1ゲームを16本で先制する。第2ゲームも前半にリードを奪った岩城が、追走する砂川を振り切って21−18。レゾナックが1−1のタイに戻した。
流れはレゾナックに傾いたかに見えたが、最後の第2ダブルスは、BIPROGYが内定の中出すみれ(龍谷大)と中西貴映がしっかりストップ。レゾナックの室屋奏乃/畑末真緒に対し第1ゲームを16本、第2ゲームも終盤17−18の接戦を中西/中出が21−18で制し、BIPROGYが2−1で勝利。侮れない相手をしっかり退け、リーグ3勝目を手にした。
▼Jブロック(12月7日/横浜大会)
BIPROGY(3勝)2−1 レゾナック(1勝3敗)
五十嵐有紗/髙橋美優②〔21−17、21−12〕0●杉山未来/髙崎夏実
砂川温香●0〔16−21、15−21〕②岩城杏奈
中西貴映/中出すみれ②〔21−16、21−18〕0●室屋奏乃/畑末真緒
文/バドミントン・マガジン編集部
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