国内最高峰の団体戦『S/Jリーグ2025』の一宮大会が、11月29日(土)に愛知県のいちい信金アリーナで開催された。この一宮大会には、男子の全12チームが参加。2日間ともSブロックとJブロックの3試合ずつが行なわれる、男子の開幕戦と言える大会だ。ここでは、初日の男子Sブロックをダイジェストでお伝えする。
【Sブロック・ダイジェスト】
男子Sブロックは、午前にトナミ運輸vs大同特殊鋼とジェイテクトStingers vsコンサドーレの2試合、午後にNTT東日本vs三菱自動車京都の1試合が行なわれた。
まず、午前の部では昨季王者のトナミ運輸が大同特殊鋼に対して力の差を見せつけた。トナミ運輸は、第1ダブルスの小林優吾(上写真・左)/大田隼也が家壽多慶太/農口拓弥に対して第1ゲームをわずか8本で奪うと、第2ゲームはねばる家壽多/農口を19本で振り切った。第1ダブルスが流れをつくり出したトナミ運輸は、続くシングルスの高橋洸士がチームの白星を確定させると、第2ダブルスでは目崎駿太郎と内定選手の吉田翼(日本体育大)のペアも2−0で勝利。吉田はリーグデビュー戦を白星で飾り「内定選手として出させていただいて、緊張よりも感謝の気持ちがあった。強い気持ちで挑めたのはよかった」と安堵の表情。チームも3−0と快勝して幸先のいいスタートを切った。
また、地元で開幕を迎えたジェイテクトStingersはコンサドーレと対戦。コンサドーレは今季2試合目で、秋田大会では敗れているだけに勝機を見いだしたいところだったが、ジェイテクトStingersは、第1ダブルスで今季から移籍加入した元日本代表の古賀輝が佐野大輔とのペアで出場してストレート勝ち。そして、シングルスではエースの西本拳太(上写真)が14本、7本と完勝してチームの開幕戦白星を決めた。「S/Jリーグ初戦ということもあったし、ホームでは久しぶりの試合。勝利で飾ることができてよかった」(西本)。コンサドーレも第2ダブルスでは渡邊拓斗/三浦將誓が第2ゲームを奪い、ファイナルゲームに持ち込んだが、反撃はここまで。ジェイテクトStingersの小川航汰/永渕雄大が21−9で制し、3−0と好発進に成功した。
午後の部では、NTT東日本が三菱自動車京都と対戦。NTT東日本が1ゲームも落とすことなく、3−0の勝利を収めた。NTT東日本は、第1ダブルスのエースペア・山下恭平/緑川大輝が、内定選手ペアの佐藤椎名(日本体育大)/栁川蓮(明治大)を21−14、21−15で撃破。すると、シングルスには桃田賢斗(上写真)が出場し、「出だしは少し緊張したんですけど、途中から自分らしく楽しくプレーできたのでよかったかなと思います」(桃田)と熊谷悠吾に14本、10本と完勝。これで勝利を決めたNTT東日本は、第2ダブルスの武井優太/遠藤彩斗もストレート勝ちして、初戦に完勝。一宮大会初日のSブロックは、優勝候補に挙げられる3チームが順当に勝利する結果となった。
▼Sブロック(11月29日)
トナミ運輸(1勝) 3−0 大同特殊鋼(1勝1敗)
小林優吾/大田隼也②〔21−8、21−19〕0●家壽多慶太/農口拓弥
高橋洸士②〔21−10、21−15〕0●武田航太
目崎駿太郎/吉田翼②〔21−15、21−16〕0●大関修平/大山翔愛
ジェイテクトStingers(1勝) 3−0 コンサドーレ(2敗)
古賀輝/佐野大輔②〔21−11、21−15〕0●大越泉/山澤直貴
西本拳太②〔21−14、21−7〕0●柴田拓実
小川航汰/永渕雄大②〔21−17、18−21、21−9〕1●渡邊拓斗/三浦將誓
NTT東日本(1勝) 3−0 三菱自動車京都(1敗)
山下恭平/緑川大輝②〔21−14、21−15〕0●佐藤椎名/栁川蓮
桃田賢斗②〔21−14、21−10〕0●熊谷悠吾
武井優太/遠藤彩斗②〔21−18、21−15〕0●中村舜/阿保龍斗
取材/吉井信行
写真/宮原和也
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