11月25日、BWF(世界バドミントン連盟)が主催するワールドツアーのツアーランキングが更新された。これにより、12月17日〜21日に中国・杭州で開催されるワールドツアーファイナルズの出場権獲得者が決定した。
ワールドツアー年間王者決定戦として位置づけられるWTファイナルズは、ワールドツアー対象大会で獲得したポイントによるランキング上位8名・8ペアに出場資格が与えられる。賞金総額は300万ドルで、バドミントンの大会では、最も高い賞金総額のビッグイベントだ。出場者は、各種目一つの国・地域から最大2名・2ペアが上限となり、それ以上の選手・ペアが8位以内に入った場合は、ランキングの上位者から優先的に出場資格を手にする。また、今年のパリ世界選手権の優勝者は、ワイルドカードによる出場資格を保持している。
出場資格者の決定後、ケガや引退、ペアの解消などを理由に出場を辞退した場合は、ランキング順に繰り上がりで選出される。大会出場者は、後日発表される予定。なお、予選リーグの組み合わせ抽選会は、12月13日にが行なわれる。
昨年は女子ダブルスの志田千陽/松山奈未による準優勝が最高成績だった日本勢は、今年4種目で出場権を獲得。男子シングルスは奈良岡功大、女子シングルスは世界選手権優勝の山口茜と宮崎友花の2選手、女子ダブルスは福島由紀(上写真・右)/松本麻佑と中西貴映/岩永鈴の2ペア、混合ダブルスは緑川大輝/齋藤夏がランキング上位に入り、ファイナルズの出場権を手にしている(山口は世界選手権優勝によるワイルドカードで出場権を獲得済み)。
11月25日時点の出場資格者は以下の通り。
※リスト内にある★はパリ世界選手権優勝者
男子シングルス
1位 クンラビット・ビティサラン(タイ)
2位 李詩灃(中国)
3位 周天成(台湾)
4位 アンダース・アントンセン(デンマーク)
5位 クリスト・ポポフ(フランス)
6位 ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
7位 石宇奇(中国★)
8位 奈良岡功大(日本)
女子シングルス
1位 アン・セヨン(韓国)
2位 王祉怡(中国)
3位 韓悦(中国)
4位 山口茜(日本★)
5位 陳雨菲(中国※)
6位 プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)
7位 ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)
8位 ラチャノック・インタノン(タイ)
9位 宮崎友花(日本)
※陳雨菲は1カ国最大2人/ペアの上限ルールにより出場できず
男子ダブルス
1位 徐承宰(上写真・左)/金ウォンホ(韓国★)
2位 アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)
3位 シェティ/ランキレッディ(インド)
4位 マン・ウェイチョン/ティー・カイウン(マレーシア)
5位 ゴー・ジーフェイ/ヌル・イズッディン(マレーシア※)
6位 S・カリャマン・グタマ/M・R・パフレビ・イスファーニ(インドネシア)
7位 梁偉鏗/王昶(中国)
8位 王齊麟/邱相榤(台湾)
9位 ファジャル・アルフィアン/ムハンマド・ショヒブル・フィクリ(インドネシア)
※ゴーSF/N・イズッディンは1カ国最大2人/ペアの上限ルールにより出場できず
女子ダブルス
1位 ティナー・ムラリザラン(上写真・左)/ピアリー・タン(マレーシア)
2位 孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)
3位 譚寧/劉聖書(中国★)
4位 賈一凡/張殊賢(中国)
5位 福島由紀/松本麻佑(日本)
6位 中西貴映/岩永鈴(日本)
7位 李紹希/ペク・ハナ(韓国)
8位 李怡婧/羅徐敏(中国※)
9位 謝沛珊/洪恩慈(台湾)
※李怡婧/羅徐敏は1カ国最大2人/ペアの上限ルールにより出場できず
混合ダブルス
1位 デチャポル・プアバランクロー(上写真・左)/パエサンプラン・スピッサラ(タイ)
2位 馮彦哲/黄東萍(中国)
3位 チェン・タンジェ/トー・イーウェイ(マレーシア★)
4位 蒋振邦/魏雅欣(中国)
5位 郭新娃/陳芳卉(中国※)
6位 ゴー・スーンファット/ライ・シェブロン・ジェミー(マレーシア)
7位 トム・ジケル/デルフィン・デリュウィ(フランス)
8位 緑川大輝/齋藤夏(日本)
9位 ジャファル・ヒダヤットゥッラー/フェリシャ・A・N・パサリブ(インドネシア)
※郭新娃/陳芳卉は1カ国最大2人/ペアの上限ルールにより出場できず
過去の大会結果
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