11月23日に国内最高峰のリーグ戦、S/Jリーグ2025の秋田大会が行なわれた。女子は11月1日、2日に全チームが揃った開幕戦を終えているが、男子は今シーズンの最初の試合(全チーム揃っての試合は11月29日、30日に愛知・一宮で実施)。会場となった秋田県立体育館には、男女計4チームが揃い、熱戦を繰り広げている。
【男子ダイジェスト】
Jブロックは、優勝候補の一角であるのBIPROGYが、東海興業と対戦。第1ダブルスは日本代表の三橋健也/岡村洋輝が2−0で勝利を飾ると、シングルスも今年の全日本社会人王者の森口航士朗が、東海興業の本田光を17本、13本に抑えて勝利。チームの勝利が確定した後の第2ダブルスでも、内定選手の澤田修志(埼玉栄高3年)が、谷岡大后とのペアでリーグ初白星をつかみ、BIPROGYが3−0で東海興業に快勝。幸先いいスタートをきった。
Sブロックの大同特殊鋼とコンサドーレの試合は、大同特殊鋼が勝利。第1ダブルスの家壽多慶太/農口拓弥がファイナル勝負となった試合を制すと、シングルスは勢いをつないだ武田航太が、2−0のストレート勝ち。第2ダブルスはコンサドーレの三浦將誓/渡邊拓斗が一矢報いたものの、大同特殊鋼が初戦で貴重な白星を手にした。
▼Sブロック(11月23日)
大同特殊鋼(1勝)2−1 コンサドーレ(1敗)
家壽多慶太/農口拓弥②〔11−21、21−16、21−11〕1●大越泉/山澤直貴
武田航太②〔21−17、21−13〕0●大出竜輝
大関修平/曽根雄太●0〔11−21、16−21〕②三浦將誓/渡邊拓斗
▼Jブロック(11月23日)
BIPROGY(1勝)3−0 東海興業(1敗)
三橋健也/岡村洋輝②〔21−17、21−12〕0●大滝聖矢/江藤佑太
森口航士朗②〔21−12、21−9〕0●本田光
谷岡大后/澤田修志②〔21−17、21−11〕0●谷津央祐/宮川友結
【女子ダイジェスト】
Sブロックの北都銀行は、ホームで広島ガスを迎えての勝負。開幕節ではACT SAIKYOに勝って1勝1敗としている北都銀行は、第1ダブルスを落としたものの、シングルスの舛木さくらが勝利。1−1で第2ダブルスにつなげる。北都銀行の曽根夏姫/小松ゆいに対し、広島ガスは若手の新見桃芭/相磯美心で白星をねらったが、ここは地元の応援を力に変えた曽根/小松がファイナルゲーム11本で制し、北都銀行が逆転勝利。地元で大きな1勝をつかみとった。
Jブロックの山陰合同銀行とレゾナックの試合は、レゾナックが第1ダブルスを先制。申昇瓚(シン・ソンチャン)/髙崎夏実のペアが、山陰合同銀行の大澤佳歩/田部真唯をファイナルゲーム18本で競り勝ち、先制ポイントをつかむ。しかし、シングルスはレゾナックの水井寿々妃が、第1ゲームを奪った後の第2ゲーム途中でキケン。これで1−1となった山陰合同銀行は、第2ダブルスの伊藤朱里/伊瀬友花が、レゾナックの室屋奏乃/畑末真緒を21本、18本に封じてストレート勝ち。開幕節2連敗と厳しい状況だった山陰合同銀行が、なんとか今季初白星を手にした。一方、レゾナックはこの敗戦で1勝2敗。後半戦に向けて厳しい結果となった。
▼Sブロック(11月23日)
北都銀行(2勝1敗)2−1広島ガス(3敗)
永渕妃香/杉山凜●0〔12−21、8−21〕②小田菜摘/志波寿奈
舛木さくら②〔21−11、21−12〕0●近藤七帆
曽根夏姫/小松ゆい②〔18−21、22−20、21−11〕1●新見桃芭/相磯美心
▼Jブロック(11月23日)
山陰合同銀行(1勝2敗)2−1 レゾナック(1勝2敗)
大澤佳歩/田部真唯●1〔21−15、20−22、18−21〕②申昇瓚/髙崎夏実
三輪音巴○〔18−21、8−2、キケン〕●水井寿々妃
伊藤朱里/伊瀬友花②〔23−21、21−18〕0●室屋奏乃/畑末真緒
文/バドミントン・マガジン編集部
弊社販売部
(0120‐911‐410)









