11月22日に開催されたBWFワールドツアー・オーストラリアOP(Super500/シドニー)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は、男子シングルスの田中湧士と女子ダブルスの石川心菜/平本梨々菜が、決勝進出をかけて強敵との戦いに挑んだ。
男子シングルスの田中(上写真・右)は、世界ランク12位の林俊易(リン・チュンイ/台湾)と激突。準々決勝で小川翔悟を下している相手に対し、先制したのは田中。第1ゲーム中盤に流れをつかみ、16−10とリードを奪う。ここから18オールまで追いつかれた田中だが、終盤の競り合いをモノにして21−18で制した。第2ゲームも、再び田中が先行して試合を進める展開。17−10から差を詰めようとする相手を21−15で振り切り、田中が決勝進出を決めた。
女子ダブルスの石川(上写真・左)/平本は、インドネシアのクスマ/プスピタサリと対戦。9月から新たにペアを組み始めた相手に対し、第1ゲームは石川/平本が19本で先制する。しかし、第2ゲームを11−21で落とすと、最終ゲームも相手に主導権を握られ12本で敗戦。決勝進出は逃したものの、Super500の大会でベスト4の結果を残した。
11月22日(準決勝)の結果、23日(決勝戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝(11月22日)
田中湧士②〔21−18、21−15〕0●林俊易(台湾)38分
ラクシャ・セン(インド)②〔17−21、24−22、21−16〕1●周天成(台湾)86分
▼決勝(11月23日)
田中湧士 − ラクシャ・セン(インド)
【女子シングルス】
▼準決勝(11月22日)
アン・セヨン(韓国)②〔21−8、21−6〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)
プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)②〔17−21、21−16、21−18〕1●ミシェル・リー(カナダ)71分
▼決勝(11月23日)
アン・セヨン(韓国) − プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)
【男子ダブルス】
▼準決勝(11月22日)
アルフィアン/フィクリ(インドネシア)②〔21−15、19−21、21−16〕1●グタマ/イスファーニ(インドネシア)76分
インドラ/ホアキン(インドネシア)②〔21−15、21−15〕0●ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)42分
▼決勝(11月23日)
アルフィアン/フィクリ(インドネシア) − インドラ/ホアキン(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼準決勝(11月22日)
クスマ/プスピタサリ(インドネシア)②〔19−21、21−11、21−12〕1●石川心菜/平本梨々菜82分
セティアニングルム/ローズ(インドネシア)②〔21−18、21−19〕0●ガイ/コルベット(アメリカ)50分
▼決勝(11月23日)
クスマ/プスピタサリ(インドネシア) − セティアニングルム/ローズ(インドネシア)
【混合ダブルス】
▼準決勝(11月22日)
チェンTJ/トーEW(マレーシア)②〔21−16、21−14〕0●パッカポン/サプシリー(タイ)50分
ヒダヤトゥッラー/パサリブ(インドネシア)②〔19−21、21−13、21−14〕1●ルッタナパク/ジェニチャ(タイ)88分
▼決勝(11月23日)
チェンTJ/トーEW(マレーシア) − ヒダヤトゥッラー/パサリブ(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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