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【熊本マスターズ2025】「悔しいけど日本のファンの前で試合ができたのはうれしかった」(松友美佐紀)<準決勝/選手コメント-4>

11月11日にBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)が開幕。11月15日の大会5日目・準決勝には、多くの日本選手が勝ち残り、ライベルとの熱戦を繰り広げている。ここでは、準決勝を戦った選手らのコメントを紹介する。

古賀輝(右)&松友美佐紀
(ジェイテクト&東京都協会)

混合ダブルス:準決勝はデチャポル/スピッサラ(タイ)に0−2で敗戦。

——試合を振り返って

古賀 第1ゲームは、途中までリードしていたのに、追いつかれたのがもったいなかった。2ゲーム目は、相手に余裕を持たれてしまった。相手のシャトルが飛ぶ方だったので、差し込まれることが多かったです。

松友 悔しいですけど、日本で試合ができる機会は少ないので、日本のファンの皆さんの前で試合ができたのは、うれしかったです。

——第2ゲーム中盤から引き離された要因は?

松友 ちょっと相手のギアが上がりましたね。

——ベスト4まで残れた

古賀 素直にビックリしています。でも、松友さんの力(のおかげ)もあるし、課題の方が多いけど、意外と上位の選手とも戦えるところも見つかった。次の試合に向けて頑張りたいです。

——古賀選手にとって、今大会の経験で学びになった点

古賀 学ぶことが多かったですけど、今日で言えば(男子の)デチャポル選手は動きも速いし、カバー力がある。速い球も打てるし、ゆっくりとした球でこっちを動かすこともできる。大きい展開でもアタック力がある。すべてがすごかった。特に運動量。多分、そこが一番差があるところ。僕もある程度いい位置で打てたら、同じくらいのショットは打てると思う。そこに持っていくまでの体がないので、そこはすごいなと思いました。

——松友選手は渡辺勇大選手と組んだ香港OPで4強、古賀選手とのペアで4強。Super500の大会で結果を出しているが、手応えは?

松友 (個人の部分で)少しずつできるようになっているところも感じますけど、今日の相手は、コンスタントに成績を残しているペア。そこに勝てるほど甘くはないと思っています。

ただ、その中でも勝負できたところはあったと思いますし、うーん、でも、もうちょっとできたところがあった気がします。相手は2人とも経験があるけど、特に、デチャポル選手の、相手の足を止める球のタイミングがうまい。スマッシュのコースもいいけど、それを生かすための球の使い方が上手。またいいイメージをいただきました。

——来週、このペアで臨むオーストラリアオープンに向けて

古賀 まずは、相手の研究をして、相手の強みが出る展開にしないように気をつけたいです。

松友 自分たちがいろいろなことに挑戦できるように準備したいです。また、タイのペアが相手で、今度は(デチャポルと長く組んでいた)サプシリー。久しぶりの対戦で楽しみです。

取材・写真/平野貴也

構成/バドミントン・マガジン編集部

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