【熊本マスターズ2025】「勢いに乗せないようにうまくできた」(西本拳太)<準々決勝/選手コメント−3>

11月11日にBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)が開幕。11月14日の大会4日目・準々決勝も、たくさんの日本選手が出場した。ここでは、熱戦を繰り広げた選手らのコメントを紹介する。

西本拳太
(ジェイテクト)

男子シングルス:準々決勝はパニチャフォン・ティーララサクル(タイ)に2-0で勝利。

――試合を振り返って

昨日より多い観衆の中で試合をできたことが、幸せです。相手は、前日に周天成(チョウ・ティエンチェン)選手に勝っていたので、怖い部分がありました。勢いに乗せないように、うまくできたと思います。

――特に警戒したのは?

リスクを負って前に詰めてくる。若さあふれる勢いがあって、思い切り押してくる。そこをかわすというより、しっかりと押さえながら、相手が嫌になるのを待てばいいかなと思っていました。昨日の試合で相手が疲れていたのか、少し早めに終わって助かった部分はあります。

――相手は守備もねばり強かった

どれだけ返してくるねんと思いました(笑)。しかも、結構いいところに返ってくる。どういう練習をしたら、ああいうプレーができるのか教えてほしいくらい。余裕があれば、もう少しタイミングをずらしてかわせたかなと思いますけど。

――「最近、あまり勝てていなかった要因を整理した」と言っていた

うまくいかない時に、何かやらないと、と思っていたし、引きずることが多かったと思いました。5点くらい引きずっていたところを、多くても2、3点くらいで抑えようと。今は、1、2点くらいで抑えられているのがいいかなと思います。

(具体的には)何かをやろうと思ってうまくいかなかったら、それをやめて、安全にいくとか。

――準決勝はラクシャ・センとの対戦

今日みたいに、アグレッシブにくる選手。かなり速いので、そこを警戒しながら、プレッシャーを感じても、押し返す気持ちでやりたいです。声援を味方にして頑張りたいです。

取材・写真/平野貴也

構成/バドミントン・マガジン編集部

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投稿日:2025/11/14

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