【熊本マスターズ2025】「自分の中で感覚的にはよかったと思います」(奈良岡功大)<選手コメント−10>

11月11日にBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)が開幕。11月13日に行なわれた大会3日目も、たくさんの日本選手が出場している。ここでは、熱戦を繰り広げた選手らのコメントを紹介する。

奈良岡功大
(NTT東日本)

男子シングルス:2回戦は田中湧士に2-0で勝利。

――いい勝ち方ができた

スマッシュが速い選手ですけど、それをレシーブして、その後の球を自分が決めにいけたのがよかったと思います。

――1ゲーム目は、自分の方から飛びやすいエンドだった

それでも、ロブやクリアーを使ってできたのがよかったです。100パーセントで打たれるとキツいので、80〜90なら、まだいいかなと。自分の中で、感覚的にはよかったと思います。

――2ゲーム目は、相手が飛ぶ側だった

こっちからは飛ばないので、自信を持ってロブやクリアーを使って、後ろに追い込めたと思います。マックスで打たれたら速過ぎて取れないので、キレイには打たせないようにしていました。

――田中選手が熊本出身。会場はアウェーの雰囲気だった

完全にアウェー(笑)。それでも少し応援があったので、聞こえた方に、試合後にシャトルを打ちました(笑)。

――次戦に向けて

明日も強い選手。気を抜かずに自分のプレーをしていきたいです。

田中湧士
(NTT東日本)

――試合を振り返って

今年一番に緊張しました。自分が何とかしないといけないのに、苦しい感じでした。戦い方がどうより、自分のプレーをまったく出すことができなかった。返すのも精いっぱい。地に足がついてないし、(心臓が)バクバクしました。これから先、こういう試合が出てくると思う。こんな試合をやっているようではダメだと思いました。

――緊張の理由は?

地元で勝ちたい気持ちが強かった。あとは、今まで勝っていた相手に対して、受けに回ってしまいました。

――2ゲームで点差を離された後、強打で点が取っていた

それでも、自分の中では全然納得いってない。気持ちいい球を打つことはできていませんでした。もう、頭が真っ白になって、何をしていいかわからなくなっていました。自分の弱さが出たと思います。

取材・写真/平野貴也

構成/バドミントン・マガジン編集部

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投稿日:2025/11/13

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