11月11日にBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン2025（熊本県立総合体育館／Super500）が開幕した。大会初日は各種目予選と1回戦が行なわれ、日本勢が多く登場した。
本戦は、男女ダブルスの1回戦の半分が行なわれ、男子ダブルスでは山下恭平／緑川大輝（上写真・左）が、マレーシアのマン・ウェイチョン／ティー・カイウンと対決。トップランカーを相手に、第1ゲームを19本で奪った山下／緑川は、続く第2ゲームも21−18に抑えて勝利。難敵を下して2回戦に進出した。このほか、熊谷翔／西大輝が、台湾ペアを退けて初戦を突破している。
女子ダブルスは、前回大会準優勝の福島由紀／松本麻佑、五十嵐有紗／志田千陽が2−0で勝利を飾り、1回戦を突破。中西貴映（上写真・左）／岩永鈴、保原彩夏／廣上瑠依は、どちらもファイナルゲームの接戦を制して、2回戦へと駒を進めている。
予選を戦った選手では、男子シングルスの小川翔悟、武井凜生らが本戦の切符を獲得した。女子シングルスは古川佳奈、近藤七帆、久湊菜々が予選をクリア。混合ダブルスでは、柴田一樹／大澤陽奈がタイのパッカポン／サプシリーにファイナルゲーム19本で勝利。名のある相手を退けて、本戦の出場権をつかんだ。
11月11日（予選、1回戦）の結果、12日の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼予選1回戦（11月11日）
小川翔悟②〔21−16、21−16〕０●マグナス・ヨハネセン（デンマーク）45分
武井凜生②〔21−13、21−19〕０●秦野陸40分
高橋洸士●１〔21−16、13−21、17−21〕②ムハンマッド・ザキ・ウバイディッラフ（インドネシア）77分
【女子シングルス】
▼予選1回戦（11月11日）
久湊菜々②〔22−20、21−11〕０●黄姿菱（台湾）34分
近藤七帆②〔21−18、16−21、21−11〕１●平本梨々菜53分
古川佳奈②〔21−11、21−16〕０●吉川天乃45分
【男子ダブルス】
▼本戦1回戦（11月11日）
山下恭平／緑川大輝②〔21−19、21−18〕０●マンWC／ティーKW（マレーシア）35分
柴田一樹／山田尚輝●０〔19−21、16−21〕②チューン／ハイカル（マレーシア）43分
三橋健也／岡村洋輝●０〔18−21、19−21〕②李哲輝／楊博軒（台湾）32分
熊谷翔／西大輝②〔21−9、21−16〕０●李芳任／李芳至（台湾）35分
▼予選1回戦（11月11日）
小野寺雅之／谷岡大后②〔21−18、17−21、21−17〕１●三浦大地／中静悠斗62分
相澤桃李／佐野大輔②〔21−14、19−21、21−17〕１●コー／クボ（シンガポール）55分
川邊悠陽／松川健大②〔21−9、21−14〕０●ヤクラ／ライ（カナダ）24分
【女子ダブルス】
▼本戦1回戦（11月11日）
福島由紀／松本麻佑②〔21−10、21−10〕０●謝宜恩／陳肅諭（台湾）25分
保原彩夏／廣上瑠依②〔20−22、21−15、21−14〕１●コルベット／ガイ（アメリカ）64分
五十嵐有紗／志田千陽②〔21−13、21−14〕０●孫亮晴／陳妍妃（台湾）30分
廣田彩花／小西春七●０〔12−21、18−21〕②ラハユ／ラマダンティ（インドネシア）40分
中西貴映／岩永鈴②〔21−8、17−21、21−13〕１●林筱閔／汪郁喬（台湾）59分
大澤佳歩／田部真唯●１〔21−12、19−21、17−21〕②宋碩芸／余芊慧（台湾）（台湾）65分
清瀬璃子／原菜那子②〔21−9、20−22、21−18〕１●デント／ライ（カナダ）63分
▼予選1回戦（11月11日）
新見桃芭／相磯美心②〔21−7、21−15〕０●黄姿菱／王思敏（台湾）37分
石川心菜／平本梨々菜②〔21−19、21−15〕０●大澤陽奈／倉島美咲43分
【混合ダブルス】
▼予選1回戦（11月11日）
柴田一樹／大澤陽奈②〔20−22、22−20、21−19〕１●パッカポン／サプシリー（タイ）65分
川邊悠陽／石川心菜②〔21−17、21−18〕０●澤田修志／玉木亜弥33分
松川健大／清瀬璃子②〔21−7、21−5〕０●デヴァロイ／テプファー（ドイツ）17分
大会2日目（11月12日）
本戦1回戦の対戦カード
【男子シングルス】
小川翔悟 − ジャスティン・ホー（マレーシア）
西本拳太 − カンタフォン・ワンチョレン（タイ）
田中湧士 − 慼又仁（台湾）
奈良岡功大 − アユシュ・シェティ（インド）
武井凜生 − 王子維（台湾）
大林拓真 − アルウィ・ファルハン（インドネシア）
渡邉航貴 − ラクシャ・セン（インド）
【女子シングルス】
杉山薫 − 黃宥薰（台湾）
宮崎友花 − 宋碩芸（台湾）
髙橋明日香 − 白馭珀（台湾）
山口茜 − 陳肅諭（台湾）
奥原希望 − ピチャモン・オパトニプット（タイ）
水津愛美 − 董秋彤（台湾）
近藤七帆 − ウォン・リンチン（マレーシア）
久湊菜々 − 林湘緹（台湾）
古川佳奈 − ベイウェン・ツァン（アメリカ）
仁平菜月 − 明地陽菜
【男子ダブルス】
小野寺雅之／谷岡大后 − 徐承宰／金ウォンホ（韓国）
川邊悠陽／松川健大 − 催率圭／ゴーVS（韓国／マレーシア）
霜上雄一／野村拓海 − デチャポル／ウェドラー（タイ）
相澤桃李／佐野大輔 − 松居圭一郎／玉手勝輝
【女子ダブルス】
鈴木陽向／山北奈緖 − 許雅晴／宋祐媗（台湾）
石川心菜／平本梨々菜 − 孔熙容／キム・ヘジョン（韓国）
新見桃芭／相磯美心 − ティナー／タン（マレーシア）
上杉杏／青木もえ − 鄭ナウン／李ヨンウ（韓国）
【混合ダブルス】
川邊悠陽／石川心菜 − デチャポル／スピッサラ（タイ）
松川健大／清瀬璃子 − 陳政寬／許尹鏸（台湾）
霜上雄一／保原彩夏 − ゴーSH／ライSJ（マレーシア）
相澤桃李／倉島美咲 − クリスチャンセン／ボエ（デンマーク）
柴田一樹／大澤陽奈 − 何志偉／孫亮晴（台湾）
緑川大輝／齋藤夏 − スパク／オーンニチャ（タイ）
古賀輝／松友美佐紀 − J・ライ／C・ライ（カナダ）
文／バドミントン・マガジン編集部
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