【熊本マスターズ2025】「地元開催でもあるので、大会に出られることがうれしい」(廣田彩花)<初日/選手コメント-13>

11月11日に開幕したBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。日本で開催される国際大会には、日本代表を中心に、多くの日本選手らが出場している。ここでは、熱戦を繰り広げた選手らのコメントを紹介する。

廣田彩花(右)&小西春七
(岐阜Bluvic)

女子ダブルス:1回戦はインドネシアのラハユ/ラマダンティに0-2で敗戦

――試合を終えて

廣田 熊本マスターズは2年ぶりの出場。このダブルスでペアを組むことはなかなかないですけど、地元開催でもあるので、大会に出られることがうれしい。久しぶりにインドネシアのペアとも対戦できて、プレー自体は楽しくできたので、そこはよかったと思います。

小西 試合に入る前に「楽しんで、少しでも長くコートに立っていよう」と話して入った。楽しく2人でできたと思います。

――大きな声援が飛んでいた

廣田 地元でやれることは、本当にうれしいことでしたし、皆さんの声援が本当に力になりました。本当は、もっともっと試合を見せたかったという気持ちがありますけど、ケガをした後、元気な姿を地元の皆さんの前で見せることができたので、よかったです。

――勝っていれば、福島由紀/松本麻佑との対戦

廣田 対戦が見たいと言ってくださるファンの方がたくさんいたので、対戦できればいいなとは思っていましたけど、正直、1回戦を乗り越えるのがまず難しいなと思っていた。あまり2回戦のことは考えていませんでした。まず、1回戦のインドネシアペアに対して、どういう試合ができるかなと思っていました。

――相手は廣田選手の前衛を避ける配球。小西選手に球を多く集めていた

小西 廣田さんは前衛がめちゃくちゃうまいので、相手はそれを嫌がっていた。自分を前にしてくる感じがありました。私は、あまり前衛の勝負ができないので、上げる球が多くなり、攻められる場面が多かったです。ただ、レシーブは結構対応できたので、そこはよかったです。

――廣田選手は久々にライバルと対戦

廣田 何度も対戦した相手。彼女たちとラリーができてすごく楽しかったです。その中でも、ボディまわりのさばきや、タッチの早さは、やっぱりうまいなと実感しました。こういうレベルでやっていたなと、懐かしい感じもしました。

――廣田選手は8月にタイの国際大会で復帰。今回、Super500の大会にも出場できた

廣田 ケガをしてから、どこまで戻ってこれるかなと思っていました。まずは、試合を無事に終えられてよかったという気持ちと、海外の選手と羽根を交えてラリーができて、スピード的には、ついていけないわけでもなかったと感じた。そこはプラスに考えたいです。まだ自分も100パーセントの状態ではない。そこに近づけていけるように、やっていければいいなと思いました。

――大きなケガを何度も乗り越える原動力は?

廣田 やっぱり、ファンの方々の声はすごく励みになっています。(復帰を)待っています、という言葉にすごく支えられた。ファンの方の前で、またプレーがしたいという思いでリハビリも乗り越えたので、ファンの方には本当にたくさん支えられたなと思っています。

取材・写真/平野貴也

構成/バドミントン・マガジン編集部

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投稿日:2025/11/11

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