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【インカレ2025】龍谷大と筑波大が準決勝を突破!日本一をかけて明日激突!<女子団体>

大学日本一を決める第76回全日本学生大学対抗戦(インカレ)が、11月7日に石川県金沢市で開幕した。大会2日目となった8日は、男女ともに準々決勝と準決勝が実施され、決勝進出チームが決定。ここでは女子のダイジェストをお伝えする。

【女子ダイジェスト】

女子準決勝のカードは、龍谷大VS北翔大と筑波大VS関西学院大。先に決着がついたのは、筑波大と関西学院大のカードだった。2面展開で試合がスタートするなか、筑波大は第1シングルスの横内美音が18本、13本と完勝すれば、第2シングルスの須﨑沙織も7本、13本と相手を圧倒して筑波大が2−0。関西学院大もここから反撃したいところだったが、筑波大は第1ダブルスの神山和奏/玉木亜弥がストレート勝ちして決勝進出。準決勝の法政大戦が激戦だったため、疲れも心配された筑波大だったが、団体戦での強さを発揮した。

筑波大は横内美音などの活躍で、決勝進出を果たした。最終日も優勝を果たして、今季の団体戦で完全優勝を果たせるか

また、龍谷大と北翔大の試合でも、昨年の覇者・龍谷大が3−0と快勝した。龍谷大はエースの中出すみれが第1シングルスでストレート勝ちすると、第2シングルスの小林優花も17本、14本で北翔大の澤沼音里に勝利。決勝進出にあと1勝と迫った龍谷大は、先に第2ダブルスの試合が進行するなか、第1ダブルスで再び出場した中出が、田邉裕美とのペアで15本、9本と快勝。エースが大きな役割を果たして、龍谷大が連覇に王手をかけた。「自分たちの代で優勝したいというのは1年生の頃から思っていた。連覇は簡単にできるものではないけれど、絶対に優勝したい」と、龍谷大の竹内真那主将は意気込んでいた。

龍谷大はエース中出すみれ(写真右/左は田邉裕美)がチームをけん引する活躍を見せて、決勝進出を果たした

11月8日の準々決勝、準決勝の結果は以下の通り。

▼準々決勝(11月8日)

龍谷大 3−0 青山学院大

北翔大 3−1 日本体育大

関西学院大 3−1 金沢学院大

筑波大 3−2 法政大

▼準決勝(11月8日)

龍谷大 3−0 北翔大

中出すみれ②〔21−18、21−12〕0●土佐梨緒菜

小林優花②〔21−17、21−14〕0●澤沼音里

中出すみれ/田邉裕美②〔21−15、21−9〕0●髙月七海/石原綾弓

竹内真那/池内晴 1〔14−21、21−14、7−5、打切り〕1 中島優衣奈/中村夏穂

準決勝で龍谷大に敗れた北翔大だが、準々決勝では日本体育大を破るなど今大会は快進撃を見せた(写真はシングルスに出場した土佐梨緒菜)

筑波大 3−0 関西学院大

横内美音②〔21−18、21−13〕0●成田芽生

須﨑沙織②〔21−7、21−13〕0●豊口紗智華

神山和奏/玉木亜弥②〔21−10、21−18〕0●浦桜華/金澤志歩

広瀬未來/横内美音〔4−3、打切り〕林穂乃香/横井実桜

決勝進出を逃した関西学院大だが、準々決勝では成田芽生などの活躍で金沢学院大を撃破して3位入賞

▼決勝(11月9日)

龍谷大 — 筑波大

取材・文/吉井信行

写真/黒崎雅久

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