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【インカレ2025】日本大と日本体育大が決勝に進出!日大は連覇に王手!<男子団体>

大学日本一を決める第76回全日本学生大学対抗戦(インカレ)が、11月7日に石川県金沢市で開催した。大会2日目となった8日は、男女ともに準々決勝と準決勝が実施され、決勝進出チームが決定。ここでは男子のダイジェストをお伝えする。

【男子ダイジェスト】

準々決勝を勝ち上がり、準決勝へと進んだのは日本大、法政大、日本体育大、敬和学園大。そのうち、日本大と法政大の対戦は、シングルスで両校が白星を分け合ってダブルスに突入。そのダブルスでは、法政大の櫻井煌介/南本和哉がストレート勝ちして、決勝進出に王手をかける。

しかし、日本大はここから阿保龍斗/小原輝がファイナルゲームを競り勝って第3シングルスに望みをつなげると、バトンを受け取った石原叶登が法政大の山城拓也を17本オールで退けて、日本大が逆転で決勝進出を決めた。「今年は連覇がかかっていますけど、変に気負わず、みんながベストを尽くしてやれれば自然と結果につながると思う」(日本大・後藤拓人主将)

日本大の阿保龍斗(左)/小原輝は、準決勝でビハインドからの出場となったが、逆転勝利につながる貴重な白星を獲得した

準決勝もう一試合の日本体育大と敬和学園大の一戦は、3−0で日本体育大が快勝した。日本体育大は、第1シングルスに出場した山田瑠碧がファイナルゲームに持ち込まれながらも敬和学園大の柳川瑠生に競り勝つと、ここに主将の馬屋原光大郎も続いて、日本体育大が決勝進出に向けて一気に王手をかけた。すると、日本体育大はエースペアの佐藤椎名/吉田翼が佐々木大樹/野村光河に15本オールで快勝。チームにとっては勢い付く快勝を遂げて、日本体育大が大学日本一にあと一つと迫った。

日本体育大は第1シングルスに出場した山田瑠碧など、シングルス陣がチームに勢いを付けて完勝で決勝進出を決めた

11月8日の準々決勝、準決勝の結果は以下の通り。

▼準々決勝(11月8日)

日本大 3−0 中央大

法政大 3−2 金沢学院大

日本体育大 3−0 立命館大

敬和学園大 3−1 京都産業大

▼準決勝(11月8日)

日本大 3−2 法政大

中森大空●0〔15−21、14−21〕②川畑史吹

千葉倫也②〔21−10、21−19〕0●上元瑛汰

後藤拓人/江口心●0〔17−21、14−21〕②櫻井煌介/南本和哉

阿保龍斗/小原輝②〔14−21、21−18、21−17〕1●奥優汰/宮川友結

石原叶登②〔21−17、21−17〕0●山城拓也

法政大は準決勝の日本大戦で櫻井煌介(左)/南本和哉が勝利して決勝進出に王手をかけるも、チームは悔しい逆転負け

日本体育大 3−0 敬和学園大

山田瑠碧②〔21−13、19−21、21−10〕1●柳川瑠生

馬屋原光大郎②〔21−13、17−21、21−14〕1●井上翔太

佐藤椎名/吉田翼②〔21−15、21−15〕0●佐々木大樹/野村光河

敬和学園大は準決勝の日本体育大戦で、井上翔太などがファイナルゲームまで競り合ったものの、白星を獲得できず3位で終えた

▼決勝(11月9日)

日本大 — 日本体育大

取材・文/吉井信行

写真/黒崎雅久

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