11月11日に、BWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン2025(熊本県立総合体育館/Super500)が開幕する。大会出場を予定している日本代表は、現在都内で強化合宿を行なっており、11月7日はメディアに向けた囲み取材が実施された。ここでは、取材に応じた代表選手の意気込みを紹介する。

男子シングルス
奈良岡功大
(NTT東日本)
――10月のヨーロッパ遠征は、アークティックOPはベスト8でしたが、デンマークとフランスでは2回戦敗退。納得のいく結果ではなかったのかなと思うが
その前の週にインドネシアのイベントに出場し、4週連続での大会というのはきつかったです。デンマークで負けたジョナタン(・クリスティ/インドネシア)も強かったですし、フランスで負けたクンラビット(・ビティサラン/タイ)も強くなっているなと感じましたね。
――体力的に厳しくなるとわかっていた上での連戦だった?
そうですね。ツアーファイナルズがあるので、それに出たいというところです。各大会で2回勝てればよかったんですけど、1回戦勝利は最低限かなという感じです。
――今シーズンは攻撃スタイルへのシフトチェンジにも取り組んできた。現状での手応えは
プレーを変えるというのは、やっぱり難しいというのを感じています。今は、あまりそういったことを気にせず、楽しくやりたいなと思っています。
――熊本マスターズでは、攻撃はあまり意識せずにプレーする?
とりあえずシャトルを拾っていこうと。日本での開催ですし、やっぱり応援してくれる人も多いと思うので、諦めずに頑張るのが大事かなと思っています。
――では、長い試合になる?
なると思います(笑)。1試合90分くらいとか。とりあえず、やれるところまでやるという感じですね。長い試合を避けたいからと妥協して、もうちょっと頑張っておけばよかったみたいことは思いたくない。
――熊本マスターズでの目標は?
組み合わせも結構きついので、なんとも言えないですが、とにかく1回1回頑張りたいなと思います。
――世界ランキングは10位。今後のポイントがツアーファイナルズ出場を左右するが
ファイナルズには出場したいですね。だから、理想としてはベスト8に入りたい。(出場権を争う)ロー・ケンイゥ(シンガポール)と林俊易(台湾)と同じくらいか、それより1つでも多く勝てればいいのかなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
弊社販売部
(0120‐911‐410)










