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【フランスオープン2025】福島由紀&松本麻佑が95分のタフマッチを制し、今季2回目のツアー優勝達成!<決勝戦結果>

10月26日に開催されたBWFワールドツアー・フランスOP(Super750/パリ)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本勢は、女子ダブルスの福島由紀/松本麻佑が決勝に挑んでいる。

準決勝/5日目結果
(10月25日)

準々決勝/4日目結果
(10月24日)

2回戦/3日目結果
(10月23日)

1回戦/2日目結果
(10月22日)

1回戦/初日結果
(10月21日)

準決勝で五十嵐有紗/志田千陽との日本ペア対決を制した福島/松本(上写真・左)は、中国の李怡婧(リ・イージン)/羅徐敏(ルオ・シュミン)と決勝で対戦した。第1ゲームは、前半からポイントの奪い合いとなったが、中盤に抜け出した中国ペアが17−21で先制する。第2ゲームは、福島/松本が先行。6−2とリードを奪った後は、中国ペアに抜かれることなく得点を重ね、21−18で取り返した。

勝負所となったファイナルゲーム、再びスタートダッシュに成功した福島/松本。8−3で5点差をつけると、その後も中国ペアの追走を抑えながら試合を進める。中盤以降は3、4点差をキープしながら終盤に持ち込み、最後は21−15で勝利。ペアとしては、1月のマレーシアOP(Super1000)以来となるツアー優勝を飾った。

今季2つ目のタイトルを獲得した福島/松本(右端)。95分のタフマッチとなった決勝を見事制した

このほか、男子シングルスは、地元フランスのクリスト・ポポフ(上写真・右)を2−0に抑えたアンダース・アントンセン(デンマーク/上写真・左)が優勝。女子シングルスはアン・セヨン(韓国)が前週のデンマークOP(S750)に続く勝利をつかみ、今季9個目のタイトルを獲得した。男子ダブルスは、徐承宰(ソ・スンジェ)/金ウォンホ(韓国)が頂点に。こちらも今季9回目の優勝となり、日本の桃田賢斗が記録した「年間11優勝」に迫る活躍を見せている。

福島由紀(右)&松本麻佑
優勝コメント

福島 1ゲーム目は特に苦しく、やりづらさを感じたまま先行されてしまいました。2ゲーム目とファイナルゲームは、開き直って思い切りやろうとコートに戻りましたが、我慢するとこは我慢をして、どのような作戦で配球するかを話し合いながらプレーができたと思います。それが1月ぶりのタイトルにつながった事が、素直にうれしいです。(久々のタイトルについて)よい時もあれば悪い時もある中で、ずっと勝ち続けるのは難しい。それを受け入れながら、調子が悪いから負けるのではなく、自分たちのプレーを出せれば、世界と戦える力があると信じているので、試合の結果にこだわるよりは、一戦一戦持っている力を出し切り、楽しむ気持ちを忘れずに続けていきたいです。

松本 お互いに譲らない展開となって、すごく苦しい試合でした。久しぶりに優勝できてうれしいです。今大会でツアーファイナル出場が決まって、世界のトップ8のみ出場権がある大会と熊本マスターズの2大会が年内最後になる。ここで満足するのではなく、最後までやり切るというのが目標です。

10月26日(決勝戦)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔21−12、21−19〕0●クリスト・ポポフ(フランス)55分

【女子シングルス】

アン・セヨン(韓国)②〔21−13、21−7〕0●王祉怡(中国)42分

アン・セヨンがデンマークOPからの連続Vを達成

【男子ダブルス】

徐承宰/金ウォンホ(韓国)②〔10−21、21−13、21−12〕1●アルフィアン/フィクリ(インドネシア)61分

【女子ダブルス】

福島由紀/松本麻佑②〔17−21、21−18、21−15〕1●李怡婧/羅徐敏(中国)95分

【混合ダブルス】

馮彦哲/黄東萍(中国)②〔27−25、21−12〕0●デチャポル/スピッサラ(タイ)57分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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