10月21日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。下位大会の結果も反映され、若い世代の選手が順位を上げるなどしている。ここではダブルス3種目のランキングを紹介する。
【男子ダブルス】
今季8優勝中の徐承宰(ソ・スンジェ/上写真右)/金ウォンホ(韓国)が、11万ポイント超えで1位。2位のA・チア/ソー・W・Y(マレーシア)に2万2355ポイント差と、5種目で一番の大差をつけている。3位はシェティ/ランキレッディ(インド)、4位はゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)が続く。
日本勢1番手は、デンマークOP優勝で1万1000ポイントを加えた保木卓朗/小林優吾。2番手以降の、山下恭平/緑川大輝(29位)、野村拓海/霜上雄一(32位)、熊谷翔/西大輝(33位)、三橋健也/岡村洋輝(38位)は、競い合って順位を上げていきたい。
【女子ダブルス】
譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シァンシュ/中国)が11万ポイント超えで1位を独走。2位のP・タン/ティナー・M(マレーシア)との差は1万9568ポイント。孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)が一つ順位を上げて3位となっている。
長く世界のトップにいた志田千陽/松山奈未は、徐々に順位を落として8位。6位を守った中西貴映/岩永鈴(上写真・右)が、初めて日本勢1番手に立った。7位には福島由紀/松本麻佑がいて、その差は2743ポイントだ。保原彩夏/廣上瑠依が、5ランクアップの25位に浮上。大澤佳歩/田部真唯(30位)に続くのは、16ランクアップの五十嵐有紗/志田千陽。わずか6試合で39位まで上げてきた。
【混合ダブルス】
蒋振邦(ジャン・ツェンバン)/魏雅欣(ウェイ・ヤーシン)、馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)と、中国のペアが2トップを守る。3位のチェン・T・J/トー・E・W(マレーシア)、4位のデチャポル/スピッサラ(タイ)の2ペアは、僅差で競い合っている。
日本勢1番手は、安定した戦いぶりが光る緑川大樹/齋藤夏(上写真・右)。1ランクアップの7位となり、すぐ上の6位にいるジケル/デリュウィ(フランス)の背中も見えている状態だ。2番手の霜上雄一/保原彩夏は20位。マレーシアのSuper100で優勝を飾った渡辺勇大/田口真彩が、7ランクアップの50位と大きく順位を上げている。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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