10月22日にBWFワールドツアー・フランスOP(Super750/パリ)が開幕した。大会初日は各種目残りの1回戦が行なわれ、日本勢は海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた。
女子シングルスは宮崎友花(上写真)、仁平菜月が登場。インドネシアの若きエース、プトリ・クスマ・ワルダニと対戦した宮崎は、第1ゲームを18本で先制する。第2ゲームも宮崎がペースを握りながら、6連続得点などで引き離し21−15で勝利。2回戦に進出した。仁平は、ベテランのラチャノック・インタノン(タイ)との勝負。第1ゲームを奪った仁平は、第2ゲームこそ14本で落としたが、ファイナルゲームは競り合いを18本でモノにして初戦を突破した。
男子シングルスは、渡邉航貴(上写真)がインドの長身、アユシュ・シェティと対戦。第1ゲームから激しい点の取り合いになると、渡邉が19本で先制。第2ゲームは12−6から一度は17−18と逆転を許したが、終盤に意地を見せた渡邉が盛り返して勝利。ストレート勝ちで2回戦に勝ち上がった。混合ダブルスは霜上雄一/保原彩夏がデンマークペアを下し、初戦をクリア。保原は女子ダブルスでも廣上瑠依とのペアで1回戦へ突破している。
10月22日(1回戦)の結果、23日(2回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月23日)
渡邉航貴②〔21−19、21−19〕0●アユシュ・シェティ(インド)46分
西本拳太●0〔18−21、12−21〕②ジョナタン・クリスティ(インドネシア)44分
田中湧士●0〔19−21、15−21〕②ブライアン・ヤン(カナダ)35分
▼2回戦(10月24日)
奈良岡功大 − クンラビット・ビティサラン(タイ)
渡邉航貴 − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
【女子シングルス】
▼1回戦(10月23日)
宮崎友花②〔21−18、21−15〕0●プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)54分
仁平菜月②〔21−17、14−21、21−18〕1●ラチャノック・インタノン(タイ)77分
▼2回戦(10月24日)
宮崎友花 − カースティ・ギルモア(スコットランド)
仁平菜月 − キム・ガウン(韓国)
山口茜 − リーネ・クリストフェルセン(デンマーク)
郡司莉子 − 高昉潔(中国)
【男子ダブルス】
▼1回戦(10月23日)
保木卓朗/小林優吾●1〔21−15、19−21、11−21〕②ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)52分
三橋健也/岡村洋輝●0〔15−21、7−21〕②グタマ/イスファーニ(インドネシア)27分
▼2回戦(10月24日)
霜上雄一/野村拓海 − アストルップ/ラスムセン(デンマーク)
【女子ダブルス】
▼1回戦(10月23日)
清瀬璃子/原菜那子●0〔11−22、22−24〕②張殊賢/鮑驪婧(中国)53分
大澤佳歩/田部真唯●0〔14−21、17−21〕②孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)
保原彩夏/廣上瑠依②〔21−15、21−10〕0●胡綾芳/鄭宇倢(台湾)35分
▼2回戦(10月24日)
保原彩夏/廣上瑠依 − 陳清晨/賈一凡(中国)
中西貴映/岩永鈴 − クスマ/プスピタサリ(インドネシア)
福島由紀/松本麻佑 − 鄭ナウン/李ヨンウー(韓国)
五十嵐有紗/志田千陽 − プラティウィ/マヤサリ(インドネシア)
【混合ダブルス】
▼1回戦(10月23日)
霜上雄一/保原彩夏②〔14−21、21−15、23−21〕1●トフト/マグランド(デンマーク)60分
▼2回戦(10月24日)
霜上雄一/保原彩夏 − 鄧俊文/謝影雪(香港)
緑川大輝/齋藤夏 − ザイデル/グエン(ドイツ)
文/バドミントン・マガジン編集部
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