10月16日に開催されたBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
多くの日本勢が登場した2回戦。女子シングルスは宮崎友花(上写真)、山口茜、仁平菜月が試合に臨むと、山口と宮崎がベスト8入りを果たした。山口は若手の中国選手に2−0で快勝。世界女王の貫禄をしっかり示して勝ち上がった。宮崎は、インドネシアのプトリ・クスマ・ワルダニと対戦。ジャパンOP、世界選手権で連敗している相手に対し、第1ゲームは5連続失点から15−21で先制を許す。続く第2ゲームは宮崎がペースを握って12本で取り返すと、最終ゲームは11−13から6連続ポイントをつかんだ宮崎が抜け出し、21−17で勝利。準々決勝へと勝ち進んだ。
女子ダブルスは、中西貴映/岩永鈴、五十嵐有紗(上写真・手前)/志田千陽、福島由紀/松本麻佑の3ペアが2回戦を突破した。中西/岩永はストエワ姉妹とのファイナルゲームを21−15で制すと、福島/松本は保原彩夏/廣上瑠依との日本ペア対決に勝利した。五十嵐/志田は、第2シードのティナー/タン(マレーシア)に第1ゲーム18本で先制すると、続く第2ゲームは8本に封じて快勝。強敵を下してベスト8入りを果たしている。
混合ダブルスは、緑川大輝/齋藤夏(上写真・右)が難敵のデチャポル/スピッサラ(タイ)との1時間を超える熱戦に勝利。男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾は、王齊麟/邱相榤(台湾)に2−0で下し、準々決勝に進んでいる。
10月16日(2回戦)の結果、17日(準々決勝)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(10月16日)
田中湧士●1〔21−11、19−21、22−24〕②ビクター・アクセルセン(デンマーク)64分
奈良岡功大●0〔7−21、13−21〕②ジョナタン・クリスティ(インドネシア)41分
▼準々決勝(10月17日)
石宇奇(中国) − クリスト・ポポフ(フランス)
クンラビット・ビティサラン(タイ) − ビクター・アクセルセン(デンマーク)
ジョナタン・クリスティ(インドネシア) − 李詩灃(中国)
アレックス・ラニエ(フランス) − ラクシャ・セン(インド)
【女子シングルス】
▼2回戦(10月16日)
仁平菜月●0〔18−21、11−21〕②アン・セヨン(韓国)49分
宮崎友花②〔15−21、21−12、21−17〕1●プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)72分
山口茜②〔21−8、21−17〕0●韓千禧(中国)31分
▼準々決勝(10月17日)
アン・セヨン(韓国) − 宮崎友花
山口茜 − 邱品蒨(台湾)
ミア・ブリックフェルト(デンマーク) − 韓悦(中国)
ミッシェル・リー(カナダ) − 王祉怡(中国)
【男子ダブルス】
▼2回戦(10月16日)
保木卓朗/小林優吾②〔21−13、21−14〕0●王齊麟/邱相榤(台湾)33分
霜上雄一/野村拓海●1〔15−21、21−16、17−21〕②アルディアント/ヒダヤット(インドネシア)57分

▼準々決勝(10月17日)
アズリン/タン(マレーシア) − 梁偉鏗/王昶(中国)
レーン/ベンディ(イングランド) − アルフィアン/フィクリ(インドネシア)
陳柏陽/劉毅(中国) − 保木卓朗/小林優吾
シェティ/ランキレッディ(インド) − アルディアント/ヒダヤット(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼2回戦(10月16日)
福島由紀/松本麻佑②〔21−17、21−13〕0●保原彩夏/廣上瑠依
中西貴映/岩永鈴②〔21−12、15−21、21−15〕1●G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)66分
五十嵐有紗/志田千陽②〔21−18、21−9〕0●ティナー/タン(マレーシア)35分

▼準々決勝(10月17日)
福島由紀/松本麻佑 − 譚寧/劉聖書(中国)
中西貴映/岩永鈴 − 李紹希/ペク・ハナ(韓国)
鄭ナウン/イ・ヨンウー(韓国) − 孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)
五十嵐有紗/志田千陽 − 陳清晨/賈一凡(中国)
【混合ダブルス】
▼2回戦(10月16日)
霜上雄一/保原彩夏●0〔13−21、18−21〕②ゴーSH/ライSJ(マレーシア)37分
緑川大輝/齋藤夏②〔21−18、20−22、21−12〕1●デチャポル/スピッサラ(タイ)69分
▼準々決勝(10月17日)
蒋振邦/魏雅欣(中国) − クリステンセン/ボエ(デンマーク)
チェンTJ/トーEW(マレーシア) − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)
イ・ジョンミン/蔡侑玎(韓国) − 緑川大輝/齋藤夏
郭新娃/陳芳卉(中国) − 馮彦哲/黄東萍(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
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