10月14日にBWFワールドツアー・デンマークOP(オーデンセ/Super750)が開幕した。前週のアークティックOP(S500)に出場した選手らも参戦。大会初日は、各種目の1回戦が行なわれた。
男子シングルスは、田中湧士(上写真)が台湾の王子維(ワン・ツーウェイ)と対戦した。経験豊富な相手に対し、田中は第1ゲームを19本で制す。第2ゲームは序盤に大きくリードを許したが、中盤以降はペースをつかんだ田中がポイントを重ねて逆転に成功。そのまま21−15で振り切って初戦を突破した。
女子シングルスは、初日に仁平菜月(上写真)と宮崎友花の試合が組まれた。仁平は、台湾のベテラン・白馭珀(パイ・ユーポ)と対戦。第1ゲームを18本で落としたものの、第2ゲームは21−17で仁平が制した。ファイナルゲームは20オールと競り合う展開となったが、最後は仁平が抜け出し22−20で勝利。2回戦に進出した。宮崎は相手のキケンにより、戦わずして2回戦に進んでいる。
混合ダブルスは、霜上雄一(上写真・左)/保原彩夏がデンマークのトフト/マグランドと対戦。高身長でやりにくい相手に対し、霜上/保原は第1ゲームを21−18で先制すると、第2ゲームも21−19と競り合いを抜け出し、2-0のストレート勝利。初戦を突破している。
女子ダブルスの福島由紀(上写真・左)/松本麻佑は、中国の張殊賢(ツァン・シューシャン)/鮑驪婧(バオ・リージン)と対戦。第1ゲーム22−20でモノにした福島/松本は、第2ゲームで主導権をつかみ、14本に抑えて勝利した。同じく1回戦に登場した保原彩夏/廣上瑠依も、台湾ペアを2−0で下して2回戦に進んでいる。
10月15日(1回戦)の結果、16日(残りの1回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月14日)
田中湧士②〔21−19、21−15〕0●王子維(台湾)40分
▼1回戦(10月15日)
奈良岡功大 − 慼又仁(台湾)
西本拳太 − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
渡邉航貴 − アレックス・ラニエ(フランス)
【女子シングルス】
▼1回戦(10月14日)
仁平菜月②〔18−21、21−17、22−20〕1●白馭珀(台湾)82分
宮崎友花 ○キケン● 高昉潔(中国)
▼1回戦(10月15日)
郡司莉子 − ミア・ブリックフェルト(デンマーク)
山口茜 − スパニダ・カテソン(タイ)
【男子ダブルス】
▼1回戦(10月14日)
三橋健也/岡村洋輝●0〔17−21、13−21〕②アルフィアン/フィクリ(インドネシア)40分
▼1回戦(10月15日)
保木卓朗/小林優吾 − ヤップ/アリフ(マレーシア)
山下恭平/緑川大輝 − 李哲輝/楊博軒(台湾)
霜上雄一/野村拓海 − マウラナ/カルナンド(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(10月14日)
保原彩夏/廣上瑠依②〔21−17、22−20〕0●胡綾芳/鄭宇倢(台湾)42分
福島由紀/松本麻佑②〔22−20、21−14〕0●張殊賢/鮑驪婧(中国)48分

▼1回戦(10月15日)
大澤佳歩/田部真唯 − 陳清晨/賈一凡(中国)
五十嵐有紗/志田千陽 − 楊雅婷/楊霈霖(香港)
【混合ダブルス】
▼1回戦(10月14日)
霜上雄一/保原彩夏②〔21−18、21−19〕0●トフト/マグランド(デンマーク)51分
▼1回戦(10月15日)
緑川大輝/齋藤夏 − シャフナウィ/マルワー(インドネシア)
文/バドミントン・マガジン編集部
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