10月11日に開催されたBWFワールドツアー・アークティックOP(フィンランド・ヴァンター/Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。
初日/1回戦結果
(10月7日)
女子ダブルスは中西貴映(上写真・左)/岩永鈴と五十嵐有紗/志田千陽の日本ペア対決。香港、韓国でも対戦している2ペアは、中西/岩永が2連勝しており、第1ゲームはその中西/岩永が21−14で先制、しかし第2ゲームは、五十嵐/志田が12本で奪い返し、勝負はファイナルゲームへ突入する。
最終ゲームは、序盤からめまぐるしくスコアが動く、シーソーゲームの展開に。20オールになってもなかなか勝負は決着しなかったが、24オールから2連取した中西/岩永が勝利。1時間22分のタフマッチを制し、決勝に進んだ。
女子シングルスの山口茜(上写真)は、インド期待のホープ、18歳のアンモル・カラブと対戦。第1ゲームを10本に抑えた山口は、第2ゲームを相手を寄せ付けずに21−13で快勝。世界女王の貫禄を見せて決勝進出を決めた。
10月11日(準決勝)の結果、12日(決勝)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準決勝(10月11日)
クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔21−15、21−18〕0●ラスムス・ゲンケ(デンマーク)54分
周天成(台湾)②〔13−21、21−13、21−13〕1●アルノー・メルクル(フランス)70分
▼決勝(10月12日)
クンラビット・ビティサラン(タイ) − 周天成(台湾)
【女子シングルス】
▼準決勝(10月11日)
山口茜②〔21−10、21−13〕0●アンモル・カラブ(インド)29分
ブサナン・ンバルンパン(タイ)②〔26−24、21−18〕0●ラチャノック・インタノン(タイ)54分
▼決勝(10月12日)
山口茜 − ブサナン・ンバルンパン(タイ)
【女子ダブルス】
▼準決勝(10月11日)
中西貴映/岩永鈴②〔21−14、12−21、26−24〕1●五十嵐有紗/志田千陽82分
ティナー/タン(マレーシア)②〔24−22、21−8、21−17〕1●謝沛珊/洪恩慈(台湾)63分

▼決勝(10月12日)
中西貴映/岩永鈴 − ティナー/タン(マレーシア)
【男子ダブルス】
▼準決勝(10月11日)
A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔21−15、21−14〕0●キッテヌポン/デチャポル(タイ)36分
レーン/ベンディ(イングランド)②〔21−16、25−23〕0●チューン/ハイカル(マレーシア)47分
▼決勝(10月12日)
A・チア/ソーWY(マレーシア) − レーン/ベンディ(イングランド)
【混合ダブルス】
▼準決勝(10月11日)
蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔16−21、21−12、21−12〕1●パッカポン/サプシリー(タイ)54分
馮彦哲/黄東萍(中国)②〔15−21、21−16、21−12〕1●デチャポル/スピッサラ(タイ)62分
▼決勝(10月12日)
蒋振邦/魏雅欣(中国) − 馮彦哲/黄東萍(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
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