10月9日に開催されたBWFワールドツアー・アークティックOP(フィンランド・ヴァンター/Super500)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
日本勢は、男子シングルスの5選手が2回戦に挑んだ。その中で準々決勝に駒を進めたのは、奈良岡功大(上写真)と渡邉航貴の2人。奈良岡は台湾の李佳馨(リー・チャハオ)に2−0のストレート勝ち。渡邉はインド選手に第1ゲーム22−20と競り合ったが、第2ゲームは12本に抑えて2回戦を突破した。田中湧士は第1シードのクンラビット・ビティサラン(タイ)に13本、14本で敗戦。大林拓真、西本拳太も、難敵にストレー負けを喫している。
女子ダブルスは、五十嵐有紗/志田千陽(上写真・右)と大澤佳歩/田部真唯の日本ペア対決を、五十嵐/志田が2−0で快勝。中西貴映/岩永鈴は、インドネシアのロセ/スティアニングルムと対戦し、第1ゲームは14本で先制。第2ゲームは20オールから大接戦を演じ、最後は中西/岩永が30−29で制して準々決勝進出を決めた。女子シングルスは、山口茜と郡司莉子の日本人対決となり、山口が貫禄を見せて郡司を退けている。
10月9日(2回戦)の結果、10日(準々決勝)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(10月9日)
田中湧士●0〔13−21、14−21〕②クンラビット・ビティサラン(タイ)47分
渡邉航貴②〔22−20、21−12〕0●タルン・マンネパリ(インド)47分
奈良岡功大②〔21−13、21−16〕0●李佳馨(台湾)43分
西本拳太●0〔12−21、10−21〕②アルノー・メルクル(フランス)47分
大林拓真●0〔15−21、12−21〕②陸光祖(中国)48分
▼準々決勝(10月10日)
渡邉航貴 − クンラビット・ビティサラン(タイ)
奈良岡功大 − ラスムス・ゲンケ(デンマーク)
アルノー・メルクル(フランス) − テー・ジャヘン(シンガポール)
陸光祖(中国) − 周天成(台湾)
【女子シングルス】
▼2回戦(10月9日)
山口茜②〔21−17、21−9〕0●郡司莉子38分

▼準々決勝(10月10日)
山口茜 − ミア・ブリックフェルト(デンマーク)
アマリエ・シュルツ(デンマーク) − アンモル・カラブ(インド)
リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク) − ブサナン・ンバルンパン(タイ)
ラチャノック・インタノン(タイ) − 邱品蒨(台湾)
【女子ダブルス】
▼2回戦(10月9日)
五十嵐有紗/志田千陽②〔21−14、21−17〕0●大澤佳歩/田部真唯47分
中西貴映/岩永鈴②〔21−14、30−29〕0●ロセ/スティアニングルム(インドネシア)61分
▼準々決勝(10月10日)
五十嵐有紗/志田千陽 − 許雅晴/宋祐媗
中西貴映/岩永鈴 − 楊雅婷/楊霈霖(香港)
謝沛珊/洪恩慈(台湾) − 張殊賢/鮑驪婧(中国)
ティナー/タン(マレーシア) − ランベール/ポグナンテ(フランス)
【男子ダブルス】
▼準々決勝(10月10日)
A・チア/ソーWY(マレーシア) − 楊博涵/劉廣珩(台湾)
梁偉鏗/王昶(中国) − キッテヌポン/デチャポル(タイ)
レーン/ベンディ(イングランド) − 陳柏陽/劉毅(中国)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − チューン/ハイカル(マレーシア)
【混合ダブルス】
▼準々決勝(10月10日)
蒋振邦/魏雅欣(中国) − カピラ/クラスト(インド)
パッカポン/サプシリー(タイ) − 高家炫/吳夢瑩(中国)
ゴーSH/ライSJ(マレーシア) − デチャポル/スピッサラ(タイ)
馮彦哲/黄東萍(中国) − 盧明哲/盧明哲(台湾)
文/バドミントン・マガジン編集部
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