9月24日に開催されたBWFワールドツアー・韓国OP（水原／Super500）2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本勢は男女シングルス、混合ダブルスの選手らが1回戦を戦っている。
前週の中国マスターズ（Super750）では、出場した4選手すべてが1回戦負けの厳しい結果に終わった男子シングルス。今回もその4選手が参戦したが、奈良岡功大、渡邉航貴、そして西本拳太（上写真）が初戦を制し2回戦に進出した。西本は韓国の全奕陳（チョン・ヒョクジン）と対戦。互いに1ゲームずつを分け合った後のファイナルゲームを西本が先に抜け出し、21−15で勝利。奈良岡は香港選手、渡邉はシンガポール選手をそれぞれ2−0のストレートで退けた。
女子シングルスも山口茜、宮崎友花（上写真）、仁平菜月、そして杉山薫の4選手が1回戦に登場。中国マスターズで4強入りを果たしている山口は、台湾選手を37分で下し順当に2回戦へ。宮崎は地元韓国選手を13本、10本で退け、仁平はタイ選手との競り合いを制して1回戦を突破している。杉山は、韓国選手に1時間を超える熱戦の末に敗れ、2回戦進出を逃した。
混合ダブルスは、緑川大輝／齋藤夏、霜上雄一／保原彩夏が2-0で快勝し2回戦へ。渡辺勇大／田口真彩も、台湾ペアを圧倒して初戦を勝ち抜いている。
9月24日（1回戦）の結果、25日（2回戦）の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦（9月24日）
奈良岡功大②〔21−15、22−20〕０●ジャソン・グナワン（香港）60分
渡邉航貴②〔21−17、21−19〕０●テー・ジャヘン・ジェイソン（シンガポール）47分
田中湧士●０〔17−21、17−21〕②アンソニー・S・ギンティン（インドネシア）49分
西本拳太②〔21−12、19−21、21−15〕１●全奕陳（韓国）79分
▼2回戦（9月25日）
奈良岡功大 − 蘇力揚（台湾）
渡邉航貴 – 翁泓陽（中国）
西本拳太 – アンソニー・S・ギンティン（インドネシア）
【女子シングルス】
▼1回戦（9月24日）
宮崎友花②〔21−13、21−10〕０●キム・ソンミン（韓国）31分
仁平菜月②〔21−17、21−19〕０●ピッチャモン・オパニプット（タイ）
杉山薫●１〔19−21、22−20、11−21〕②キム・ジュウン（韓国）73分
山口茜②〔21−11、21−15〕０●宋碩芸（台湾）37分
▼2回戦（9月25日）
宮崎友花 – 仁平菜月
山口茜 − 董秋彤（台湾）
【混合ダブルス】
▼1回戦（9月24日）
霜上雄一／保原彩夏②〔21−7、21−14〕０●M・ジャグラン／L・ジャグラン（インド）21分
緑川大輝／齋藤夏②〔21−4、21−7〕０●デフェロー／トゥエプファー（ドイツ）16分
渡辺勇大／田口真彩②〔21−14、21−8〕０●林秉緯／林芝昀（台湾）27分
▼2回戦（9月25日）
霜上雄一／保原彩夏 − 馮彦哲／黄東萍（中国）
緑川大輝／齋藤夏 − シャフナウィ／マルワ（インドネシア）
渡辺勇大／田口真彩 – 蒋振邦／魏雅欣（中国）
【男子ダブルス】
▼2回戦（9月25日）
山下恭平／緑川大輝 – 徐承宰／金ウォンホ（韓国）
三橋健也／岡村洋輝 – アルフィアン／フィクリ（インドネシア）
保木卓朗／小林優吾 − チュン・ホンジエン／ムハンマド・ハイカル（マレーシア）
【女子ダブルス】
▼2回戦（9月25日）
中西貴映／岩永鈴 − 五十嵐有紗／志田千陽
保原彩夏／廣上瑠依 – 楊雅婷／楊霈霖（香港）
福島由紀／松本麻佑 – 金昭英／ジャン・ウンソ（韓国）
文／バドミントン・マガジン編集部
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