【全日本ジュニア2025】決勝戦で一進一退の攻防を制した山城&寺島が優勝!<男子ダブルス結果>

9月13日に北海道釧路市(ウインドヒルくしろスーパーアリーナほか)で開幕した第44回全日本ジュニア選手権は、15日に大会最終日を迎え各種目で準決勝と決勝戦が行なわれた。ここではジュニアの部の男子ダブルスをダイジェストでお伝えする。

【男子ダブルス】

準決勝へと勝ち進んだのは、萩原駿希/松本眞優(埼玉栄高)と小川真輝/西村采人(ふたば未来学園中)、山城政人/寺島拓夢(ふたば未来学園高)、山﨑琉生/五十田敦晴(埼玉栄高)の4ペア。そして、準決勝では前回中学3年生ながら3位に入った萩原/松本が、全国中学校大会優勝ペアの小川/西村に競り勝って決勝進出。準決勝もう1試合は、山城/寺島がストレート勝ちしてタイトル獲得にあと一つと迫った。

決勝戦は、インターハイ後からペアを組み始めた山城/寺島が先に流れをつかむ。寺島の前衛と山城の後衛という得意の形に持ち込み、14本で第1ゲームを先取。一方で、萩原/松本も第2ゲームは8−12などリードを奪われたものの、中盤以降に連続得点を挙げて逆転。21−17としてファイナルゲームに持ち込んだ。ファイナルゲームは、両者気迫溢れるプレーを披露して一進一退の展開となったが、山城/寺島が萩原/松本を19本で振り切って勝負あり。山城/寺島が激戦を制してタイトルの獲得に成功した。

優勝者コメント

優勝
山城政人(右)&寺島拓夢
ふたば未来学園高
(2・1年/福島)

山城「ペアを組みたてだったので、優勝できるかどうかわからない状態でした。優勝した時は本当にうれしかったです。今回はインターハイでの経験などをパートナーに伝えていき、さらにパートナーが強い気持ちでやってくれたので、勝つことができたと思います」

寺島「優勝できてめっちゃうれしいです。自分たちはペアを組み始めたばかりで、まだ完成とかはしていません。だから、目標もベスト4とかそこらへんだったので、優勝という結果には自分でもビックリです。また全国大会に出て優勝できるように頑張ります」

準優勝
萩原駿希(左)/松本眞優
埼玉栄高
(1年/埼玉)

3位
小川真輝(左)&西村采人
ふたば未来学園中
(3年/福島)

3位
山﨑琉生(左)&五十田敦晴
埼玉栄高
(2年/埼玉)

▼準決勝

萩原駿希/松本眞優(埼玉栄高)②〔21−14、21−16〕0●小川真輝/西村采人(ふたば未来学園中)

山城政人/寺島拓夢(ふたば未来学園高)②〔21−14、21−16〕0●山﨑琉生/五十田敦晴(埼玉栄高)

▼決勝

山城政人/寺島拓夢②〔21−14、17−21、21−19〕1●萩原駿希/松本眞優

取材・文/吉井信行

写真/日本バドミントン協会、吉井信行

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投稿日:2025/09/16
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