9月14日に開催されたBWFワ−ルドツアー・香港OP(Super500)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本は女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴が決勝に挑んだ。
今季のツアー初優勝をねらって決勝の舞台に立った中西/岩永(上写真・手前)は、中国の賈一凡(ジャ・イーファン)/張殊賢(ツァン・シューシャン)と対戦。第1ゲームは前半から相手にペースを握られ、8−12と先行を許す展開に。それでも、ねばり強く戦う中西/岩永も、ここから13オール、さらに先行されても再び16オールに追いつく。
しかし、同点にしてから先のポイントをつかむことはできず、終盤は連続失点で17−21。第1ゲームを落としてしまう。第2ゲームに入ると、再び賈一凡/張殊賢にリードを奪われた中西/岩永。第1ゲームのような追いつく展開に持ち込めず9−16。意地を見せた中西/岩永が13−17と4点差まで詰めたが、最後は中国ペアに振り切られた0−2のストレートで敗戦。中西/岩永は準優勝で終えたものの、世界選手権銅メダルに続く上位成績を収めた。
その他の種目でも、中国勢が大活躍。男子シングルスは、李詩灃(リ・シフェン/上写真・右)がラクシャ・セン(インド/左)を2−0で下して優勝。5月以来のツアー制覇となった。女子シングルスは、王祉怡(ワン・ジーイ)と韓悦(ハン・ユェ)の中国対決を、王祉怡が制してV達成。混合ダブルスは馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン、男子ダブルスは梁偉鏗(リャン・ウェイカン)/王昶(ワン・チャン)が制している。
決勝の結果は以下の通り。
【男子シングルス】
李詩灃(中国)②〔21−15、21−12〕0●ラクシャ・セン(インド)37分
【女子シングルス】
王祉怡(中国)②〔21−14、24−22〕0●韓悦(中国)52分
【男子ダブルス】
梁偉鏗/王昶(中国)②〔19−21、21−14、21−17〕1●シェティ/ランキレッディ(インド)62分
【女子ダブルス】
賈一凡/張殊賢(中国)②〔21−17、21−15〕0●中西貴映/岩永鈴43分
【混合ダブルス】
馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−14、21−14〕0●郭新娃/陳芳卉(中国)38分
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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