9月9日にBWFワールドツアー・香港OP(Super500)が開幕した。世界一を決めるパリ世界選手(フランス)から中1週でツアーが再開され、日本は代表選手らが中心となって参戦。上位進出をめざし、海外のトップランカーたちと対戦した。
混合ダブルスは、2024年パリ五輪混合ダブルス銅メダルの渡辺勇大(上写真・右)と、2016年リオ五輪女子ダブルス金メダルの松友美佐紀がペアを組んで出場。予選からの登場となった2人は、マレーシアペアを相手に2−0で勝利。本戦への出場を決めた。
男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾は、世界ランク25位のデンマークペアと対戦。第1ゲームを20−22で奪われたものの、続く第2ゲームを11本に抑えると、最終ゲームも21−10で制し、逆転勝利で2回戦に進出した。同じく男子ダブルスの山下恭平/緑川大輝は、世界選手権銀メダルの陳柏陽(チェン・ボーヤン)/劉毅(リュウ・イー/中国)に17本、12本で敗れ、初戦敗退に終わった。
女子ダブルスは、保原彩夏/廣上瑠依が1回戦に登場。台湾ペアと1時間近い激闘をファイナルゲーム19本で競り勝ち、2回戦に駒を進めている。2日目(9月10日)はシングルス勢が登場するほか、女子ダブルスにはパリ世界選手権銅メダルの志田千陽と、五十嵐有紗の新ペアがデビュー戦に挑む。
9月9日(1回戦など)の結果、10日(残りの1回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子ダブルス】
▼1回戦(9月9日)
保木卓朗/小林優吾②〔20−22、21−11、21−10〕1●ルンドガード/ヴェスタガード(デンマーク)
山下恭平/緑川大輝●0〔17−21、12−21〕②陳柏陽/劉毅(中国)32分
▼1回戦(9月10日)
岡村洋輝/三橋健也 − ピーラチャイ/パッカポン(タイ)
【女子ダブルス】
▼1回戦(9月9日)
保原彩夏/廣上瑠依②〔18−21、21−16、21−19〕1●許尹鏸/林芝昀(台湾)54分
▼1回戦(9月10日)
志田千陽/五十嵐有紗 − 歐陽詠芝/葉心悠(香港)
※中西貴映/岩永鈴は2回戦から登場
【混合ダブルス】
▼予選1回戦(9月9日)
渡辺勇大/松友美佐紀②〔21−14、21−16〕0●ルー・ビンクン/ゴー・ペイキー(マレーシア)34分
▼1回戦(9月10日)
渡辺勇大/松友美佐紀 − 劉廣珩/鄭宇傑(台湾)
【男子シングルス】
▼1回戦(9月10日)
田中湧士 – 翁泓陽(中国)
奈良岡功大 − ビクター・アクセルセン(デンマーク)
渡邉航貴 – 伍家朗(香港)
【女子シングルス】
▼1回戦(9月10日)
宮崎友花 − アヌパマ・ウパディヤヤ(インド)
仁平菜月 − 韓千璽(中国)
郡司莉子 – 許玟琪(台湾)
水津愛美 – ミシェル・リー(カナダ)
文/バドミントン・マガジン編集部
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