9月2日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。8月31日まで行なわれていたBWF世界選手権(フランス・パリ)の結果が反映され、上位陣に順位及びポイントの変動があった。ここでは、男女シングルスを紹介する。
【男子シングルス】
世界選手権初優勝を飾った石宇奇(シー・ユーチー/中国/上写真)が、1位をキープ。11万ポイント台に乗せ、2位につけるアンダース・アントンセン(デンマーク)とは約1万2000ポイント差と独走状態。世界選手権準優勝のクンラビット・ビティサラン(タイ)が3位で続く。
日本勢1番手の奈良岡功大は、1ランクダウンの9位。奈良岡と同じ世界選手権3回戦進出(ベスト16)の西本拳太は、6000ポイントを加算させ3ランクアップの11位に浮上。渡邉航貴(19位)、田中湧士(27位)と世界選手権出場を果たした代表2人が、それぞれ順位を守った。
【女子シングルス】
アン・セヨン(韓国)が11万ポイント台で1位。世界選手権は銅メダルながら独走体勢は変わらず。王祉怡(ワン・ジーイ)、韓悦(ハン・ユェ)と、中国勢2人が2位、3位に並ぶ。中国勢は世界選手権準優勝の陳雨菲(チェン・ユー・フェイ)が5位にいて、5位以内に3人がランクインしている。
世界選手権で金メダルを獲得した山口茜は、1万4500ポイントを加えて1ランクアップの4位。日本勢2番手で世界選手権ベスト16の宮崎友花は、1ランクダウンの9位。3番手の仁平菜月(20位)に続き、郡司莉子(32位)、杉山薫(35位)、水津愛美(37位)と3人が30位台にひしめく。
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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