8月29日に開催されたBWF世界選手権2025(フランス・パリ)5日目は、各種目準々決勝が行なわれた。ここでは、試合を終えた日本代表選手たちのコメントを紹介する。
保木卓朗(手前)&小林優吾
(トナミ運輸)
男子ダブルス:準々決勝はアストルップ/ラスムセン(デンマーク)に1-2で敗戦
――激戦だったが、勝利には届かず。試合を振り返って
保木 自分たちのやれることはしっかりできたと思います。トップの選手に対して、まだまだ自分たちもできるんだという手応えは感じることができました。
小林 パフォーマンスは非常によかったと思います。相手選手が今日はよくて、プレーを切り替えながらできていた。しかも2人ともミスがなくなっていったのが厄介で、非常に嫌でした。
――サービスまわりよかった印象
保木 そうですね。よかったと思いますけど、途中から相手も変えてきました。相手がサービスレシーブを打って、自分たちがドライブを打ってという形に最初は付き合ってくれていましたが、(レシーブを)ストップして、こっちに上げさせて攻めてくるようになった。それで決まらなかったら、また相手が上げてきて大きな展開になるという流れで、こっちのスピードを生かした戦い方をさせてくれませんでした。
――メダルには一歩届かなかった
小林 本当にめざしていたので、非常に悔しいです。でも、パフォーマンスとしては、ベースとしては悪くない。これがすべてじゃないと思いながら、また次をめざしていかないといけないと思います。
――ファイナルゲームの半ばで突き放された
保木 ファイナルの序盤は拮抗しましたが、イレブンまでのところで、点差が開きすぎました。でも、そこから崩れるのではなく、もう1回なんとかして追いかけてやろうと思ってやりましたが、前半の点差がすごく響いたと思います。そこをもう少し我慢できれば違った展開になったかなと。でも、相手はやり方を変えて、しぶとく我慢強くやってきていたので、今日は相手の方が一枚上でした。
小林 知らず知らず、自分のスピードが上がっていたみたいで、ファイナルゲームは、跳べない感覚になってしまいました。そこでちょっと無理に打ってアウトにするパターンがあったんで、無意識にですけど、メダルを考えてしまったのかなと思います。あそこで我慢してスペースを見つけながら、相手みたいな感じでやれば(勝つ)チャンスはあったのかなと、今は思っています。
――今大会を通じて、再び世界の頂点をめざす思いが強くなったか?
保木 ここまで、しっかりと2人でできていますし、やるからにはやっぱり頂点をめざさないと意味がない。やるからには、世界ナンバーワンをめざすつもりですし、今回の大会が、そういう気持ちに強くさせてくれたのかなとも思います。
――小林選手は、今大会を振り返って
小林 口では結構自信があると言っていましたが、不安がかなりありました。その中で、試合中の(好不調の)波を最小限に抑えて、勝つためにはどうするのかをすごく考えながらできたので、そこは、また成長かなと。以前のようにガンガン(攻めて)いけなくなってから、やっぱり考えていくのは、そういうところなのかなと思いました。
取材・写真/平野貴也
構成/バドミントン・マガジン編集部
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