バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【世界選手権2025】「率直にこの壁を越えられたことがうれしい」(松山奈未)<5日目/選手コメント-2>

8月29日に開催されたBWF世界選手権2025(フランス・パリ)5日目は、各種目準々決勝が行なわれた。ここでは、試合を終えた日本代表選手たちのコメントを紹介する。

志田千陽(左)&松山奈未
(再春館製薬所)

女子ダブルス:準々決勝は孔熙容(コン・ヒヨン)/キム・ヘジョン(韓国)に2-0で勝利! 世界選手権で初のメダル獲得が確定!

――試合を振り返って

志田 まず、試合に勝てたことが本当によかったという気持ちです。会場の風が強すぎて、自分の中では思ったより(プレー面の)手応えを感じていなかった。そんな中で、松山が終始いいプレーで引っ張ってくれました。自分自身は、最終的には前にいきながら、この風の中でのやり方をつかみながらプレーできたところがよかったです。(会場の空調が)一日ずつ変わるところは危機感に置き換えて、明日、しっかり入りたいと思います。

松山 率直に、この壁(準々決勝)を越えられたことがうれしいです。韓国ペアとは前回(ジャパンOP)すごく接戦だったので、合宿から、コーチ陣といろいろと作戦を立ててきた。それが今日の試合でできたのでよかったです。

――序盤は先に主導権を握られたように見えたが、すぐにペースを奪い返した

志田 思ったより風があって、自分が(強打を)打てないところがあったのと、ディフェンスでも様子を見すぎてカチャカチャしてしまいました。でも、松山はしっかりしていたし、相手も別にいい状況ではなかったので、自分が立て直せれば、勝ち目はあると思いました。(風の影響は?)本当に揺れすぎて、自分がリズムを取れなかったところが想定外でした。

――世界選手権の成績は、過去3回ベスト8。壁を突破した気持ちは?

志田 勝った実感があまりなくて。というのも、この会場で自分が100パーセントを出し切れたかというと、今日はすごく助けてもらった。〝シダマツ〟としては100点ですが、自分自身が100パーセントではない思っている。それは、もう優勝しか満足できないというところなので、今はそれを楽しみに考えています。

――過去3回の経験が生きた部分は?

志田 ここぞという時に攻めたり、先に球を沈めた方が勝っている。今日も、相手に下の打点でさわらせて、こっちが縦のカタチをつくるように意識した。そこで相手が引いてくれました。

これまで陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)や金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)に負けた時は、最後に攻め切られていた。自分たちが絶対にいくべきところは頭に入っていて、その攻めに自信を持って入れたのは、今までの経験なのかなと思います。

――松山選手は、ペア解消発表の際には、「今以上をめざすのは難しいと感じる」といった内容の話をしていた。今はモチベーションが高いように見える

松山 今日は本当にミスを少なくできたとは思いますけど、明日の状態はわからない。あまり過信しすぎず、今まで自分がやってきた練習を信じてやるしかない。今日はよかったけど、明日は明日で、相手をちゃんと見ながら自分たちのプレーをしようという積極的な気持ちは忘れずにやりたいなと思います。

取材・写真/平野貴也

構成/バドミントン・マガジン編集部

バドミントン・マガジン9月号

Amazon

楽天ブックス

スポーツクリック

定期割

弊社販売部
0120‐911‐410

バドスピTOPへ
モバイルバージョンを終了