8月27日に開催されたBWF世界選手権（フランス・パリ）3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本代表も多くの選手・ペアが出場。3回戦へと駒を進めている。
男子シングルスは、奈良岡功大、西本拳太（上写真）、田中湧士の3選手が2回戦を戦った。奈良岡は、アイルランド選手との1時間近い試合を、2-0で勝利。2回戦を勝利した。西本は、マレーシアの強敵、レオン・ジュンハオと対戦。第1ゲームを先制された西本だったが、第2ゲームは13本で奪い返すと、続くファイナルゲームは20オールの接戦。ここから激しい競り合いを演じたが、最後は西本が25−23で勝利。1時間29分の大激戦を制して、3回戦に進出した。
女子シングルスは、山口茜と宮崎友花（上写真）が白星を獲得。山口は韓国の金ガウンとの対戦で、第1ゲームは21−19で先制。第2ゲームもねばる相手を振り切って19本で勝利、2回戦をクリアした。宮崎は台湾選手にファイナルゲームまでもつれる展開となったが、最後は宮崎が21−10で勝利を飾り3回戦に進んでいる。
女子ダブルスは、上位候補の2ペアがそれぞれ勝利。今大会でペア解消を発表している志田千陽／松山奈未は、トルコペアに快勝。また、世界選手権でのメダル獲得経験のある福島由紀／松本麻佑も、オーストラリアペアとの競り合いを制して3回戦に駒を進めている。混合ダブルスは、緑川大輝／齋藤夏と霜上雄一／保原彩夏の日本ペア対決を、緑川／齋藤が制して2回戦を突破している。
日本選手の2回戦の結果、4日目（8月28日／3回戦）の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦（8月27日）
田中湧士●０〔12−21、9−21〕②全奕陳（韓国）41分
奈良岡功大②〔21−18、21−14〕０●ナット・グエン（アイルランド）57分
西本拳太②〔17−21、21−13、25−23〕１●レオン・ジュンハオ（マレーシア）89分
▼3回戦（8月28日）
奈良岡功大 – ロー・ケンイゥ（シンガポール）
西本拳太 – 周天成（台湾）
【女子シングルス】
▼2回戦（8月27日）
山口茜②〔21−19、21−19〕０●金ガウン（韓国）47分
宮崎友花②〔21−10、13−21、21−10〕１●許玟琪（台湾）63分
▼3回戦（8月28日）
山口茜 − スパニダ・カテソン（タイ）
宮崎友花 − プトリ・クスマ・ワルダニ（インドネシア）
【男子ダブルス】
▼3回戦（8月28日）
保木卓朗／小林優吾 – アルフィアン／アルディアント（インドネシア）
【女子ダブルス】
▼2回戦（8月27日）
志田千陽／松山奈未②〔21−9、21−12〕０●エルセティン／インジ（トルコ）33分
福島由紀／松本麻佑②〔21−19、21−18〕０●サマービル／ユ（オーストラリア）41分
▼3回戦（8月28日）
志田千陽／松山奈未 – 楊雅婷／楊霈霖（香港）
福島由紀／松本麻佑 – G・ストエワ／S・ストエワ（ブルガリア）
中西貴映／岩永鈴 – 李怡婧／羅徐敏（中国）
【混合ダブルス】
▼2回戦（8月27日）
緑川大輝／齋藤夏②〔21−15、21−12〕０●霜上雄一／保原彩夏35分
▼3回戦（8月28日）
緑川大輝／齋藤夏 − デチャポル／スピッサラ（タイ）
文／バドミントン・マガジン編集部
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