【全国中学校2025】安定したラリーで勝ち上がった小川&西村が日本一達成!<男子ダブルス結果>

8月24日に中学生の日本一を決める全国中学校大会(大分・クラサス武道スポーツセンター)が開催された。大会最終日は個人戦の準決勝・決勝が行なわれ、男女の中学チャンピオンが決まった。ここでは、男子ダブルスのダイジェストを紹介する。

【男子ダブルス】

団体戦に続き、個人戦でも単複優勝、そしてチームでの3冠をねらうふたば未来学園中(福島)は、ダブルスのエース・小川真輝(上写真・左)/西村采人が、団体戦でも対戦した埼玉栄の中野謙志/宮下桧と、準決勝で激突。団体戦と同様、第1ゲームを先制したのは小川/西村。鋭いアタックをポイントにつなげて21−13でモノにし、プレッシャーをかける。しかし、簡単に負けられない中野/宮下も第2ゲーム、連続ポイントからリズムをつかみ21−9で取り返した。ファイナルゲームも競り合う展開となったが、中盤以降に抜け出した小川/西村が、21−13で勝利。強敵を下して決勝に進出した。

反対の山では、近畿ブロック1位・恒岡優多(上写真・左)/恒岡陽多(本山中・兵庫)の双子&左右ペアが決勝へ。トーナメントの序盤から強豪校との戦いが続いたが、スピーディーな展開から勝利をつかみ、頂上決戦まで勝ち進んだ。準決勝では、勢いのある栁克弥/濵口虎太郎(能古賀クラブ・福岡)とのドライブ合戦にも負けず、しっかり押し切って勝利を手にしている。

決勝は、経験豊富なふたば未来ペアと、いい流れで勝ち上がってきた恒岡優&陽ペアが激闘。先にペースを掌握したのは、大会を通して安定したラリーを展開していた小川/西村。前半から厚みのある攻撃でプレッシャーをかけると、4連続ポイントなどから21−11で先制。第2ゲームは、相手のスピードに慣れてきた恒岡優&陽がドライブ戦からチャンスをつくって得点を奪ったが、ふたば未来ペアを追い込むまではいけず。最後まで崩れずにラリーを制した小川/西村が、13本に抑えて勝利。4種目が同時に始まった決勝戦で、一番最初に日本一の称号をつかんだ。

▼準決勝(8月23日)

小川真輝/西村采人(ふたば未来学園中・福島)②〔21−13、9−21、21−13〕1●中野謙志/宮下桧(埼玉栄中・埼玉)

恒岡優多/恒岡陽多(本山中・兵庫)②〔21−17、21−14〕0●栁克弥/濵口虎太郎(能古賀クラブ・福岡)

▼決勝(8月24日)

小川真輝/西村采人②〔21−11、21−13〕0●恒岡優多/恒岡陽多

優勝
小川真輝(中央)&西村采人
(ふたば未来学園中・福島)

準優勝
恒岡優多(左)&恒岡陽多
(本山中・兵庫)

3位
中野謙志(左)&宮下桧
(埼玉栄中・埼玉)

3位
栁克弥(中央)&濵口虎太郎
(能古賀クラブ・福岡)

★大会の詳細レポートは、バドミントン・マガジン10月号(9月22日発売)で掲載予定です。全中の記録、ブロック大会記録なども掲載を予定しています。また、バド×スピ!に掲載された写真(レポートやフォトギャラリー)は本人、ご家族、学校関係者のみに販売しています。ぜひ、記念にご購入ください。購入希望の方は、下記の弊社フォトサービス部に問い合わせください。

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取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/湯浅芳昭

投稿日:2025/08/24
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