【山口インターハイ2025】川野寿真が連覇をねらう髙野日向との頂上決戦を制し、高校日本一に輝く!<男子シングルス>

山口県の防府市と山口市で開催されていたバドミントンのインターハイ(全国高校総体)は、8月9日に大会最終日を迎えて、個人戦の準決勝と決勝戦が実施された。ここでは、男子シングルスのダイジェストをお伝えする。

【男子ダイジェスト】

男子シングルス準決勝1試合目は、夏春連覇を達成している髙野日向(埼玉栄・埼玉)と全中優勝経験を持つ2年生の山城政人(ふたば未来学園・福島)。この対戦では、髙野が21−12、21−11と山城を圧倒する。また、松永稜平(自由ケ丘・福岡)対川野寿真(ふたば未来学園・福島)の準決勝は、試合の主導権を握り続けた川野がストレート勝ちを収めた。

高校2年でインターハイと全国選抜を制している髙野。今大会は3つ目の全国タイトル獲得をめざしたが、惜しくも頂点には届かず

迎えた決勝戦、先制したのは川野だった。川野はダブルスの決勝戦直後ということもあって疲れもあったというが、序盤に8−3などリードを奪えたことで、焦ることなくプレーをしていく。第1ゲームを21−16で奪った川野に対して、第2ゲームでは髙野も中盤でリードを奪うが、緊迫のシーソーゲームを川野が19オールから抜け出して勝負あり。高校の全国大会でも上位の経験はある川野だが、これが高校初タイトルとなった。

全国選抜2位などの実績がある川野だが、高校のタイトル獲得はこれが初。ライバル・髙野との決勝戦を競り勝って見事に頂点に立った

【優勝コメント】

川野寿真
(ふたば未来学園)

「(決勝は)自分が最後まで、あれだけ動けたことにビックリです。それは自分がトレーニングとかをやってきたのもあるんですけど、チームの人がサポートしてくれたから。トレーナーさんに手伝ってもらったり、監督が集中できるような環境をつくってくれた。(優勝できたのは)そのおかげかなと思います」

【男子シングルス結果(9日)】

■準決勝

髙野日向(埼玉栄)②〔21−12、21−11〕0●山城政人(ふたば未来学園)

川野寿真(ふたば未来学園)②〔21−11、21−14〕0●松永稜平(自由ケ丘)

■決勝

川野寿真②〔21−16、21−19〕0●髙野日向

準優勝:髙野日向(埼玉栄)

3位:山城政人(ふたば未来学園)

3位:松永稜平(自由ケ丘)

★男子シングルスの最終結果はこちら

山口インターハイの詳報を掲載する『バドミントン・マガジン9月号』は8月22日(金)発売予定。熱戦の模様を誌面でご覧ください!

フォトギャラリー

大会最終日
個人戦/8月9日
ギャラリー-1 / ギャラリー-2

大会4日目
個人戦/8月8日
ギャラリー-1 / ギャラリー2

大会3日目
個人戦/8月7日
ギャラリー−1 / ギャラリー−2

大会2日目
団体戦/
8月6日
ギャラリー1  / ギャラリー2

大会初日
団体戦/
8月5日
ギャラリー1  / ギャラリー2

取材・文/吉井信行

写真/黒崎雅久

Amazon

楽天ブックス

スポーツクリック

定期割

弊社販売部
(0120‐911‐410)

投稿日:2025/08/09

人気記事ランキング

閉じる