【山口インターハイ2025】柳井商工の2ペアが堂々の準決勝進出!<女子ダブルス>

バドミントンのインターハイ(全国高校総体)が、8月5日に山口県で開幕した。大会3日目の7日は、個人戦ダブルスの1回戦から準々決勝までが実施され、男女ともにベスト4が出そろった。ここでは、女子ダブルスのダイジェストをお伝えする。

【女子ダイジェスト】

トーナメント左上のヤマで奮闘が目を引いたのは、橋村妃翔(写真上・左)/阿波芽衣咲(柳井商工・山口)。前日、団体戦春夏10連覇を決めた勢いそのままに、自信に満ちたプレーを展開。2回戦で強敵の小野里美那/河村実里(埼玉栄・埼玉)を大接戦の末、24-22、23-21で振りきり、準々決勝で春夏連覇をめざす第1シードの米本宙那/山中杏哩(四天王寺・大阪)と対峙。第2ゲームでは2-6の劣勢から9連続得点するなど主導権を握り、15本オールで快勝した。

左下のヤマでは、浅野真央(写真上・左)/德永結妃(青森山田・青森)が、見事に4強入り。3回戦で団体戦3位の佐賀女子の大将ペア、髙田亜美/永渕友梨華に21本、19本で競り勝った一戦が大きく、その後も着実に勝利を重ねた。

好試合が相次いだ右上のヤマでは、松本紗季(写真上・右)/鎌田虹花(柳井商工・山口)が、活気あふれるパフォーマンスで勝ち進んだ。神尾朱理/小林茉央(四天王寺・大阪)、榮代結子/澤村実玖(金沢向陽・石川)、畠山想来/山北莉緖(ふたば未来学園・福島)など、実力者がひしめくタフなヤマだったが、松本が柔らかなラケットワークで巧みにシャトルを配し、鎌田が要所でパワフルなショットを放って最終日に駒を進めた。

そして、この日、最後までもつれた右下のヤマでは、榎本紗楓(写真上・右)/八嶋未來(埼玉栄・埼玉)と大津妃奈乃/中原心優(柳井商工・山口)が、準々決勝で対戦。全国トップクラスのチームの主力ペアを担うマッチアップは予想どおり、白熱した攻防がくり広げられ、第1ゲームは21-16で榎本/八嶋が、第2ゲームは24-22で大津/中原が奪取。ファイナルゲームに入ってからも両ペアの精度の高いプレーが続いたが、4オールからの5連続得点で抜け出した榎本/八嶋が、大津/中原の追い上げをかわし、21-14で勝利。ベスト4に名を連ねた。

明日の8日は男女ともに、個人シングルスの1回戦から準々決勝までが予定されている。

 

■個人女子ダブルス準決勝のカード(9日)

橋村妃翔/阿波芽衣咲(柳井商工) ― 浅野真央/德永結妃(青森山田)

松本紗季/鎌田虹花(柳井商工) ― 榎本紗楓/八嶋未來(埼玉栄)

 

★準々決勝までの結果(トーナメント表)はこちら

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取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/井出秀人

投稿日:2025/08/07
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