7月24日に開催されたBWFワールドツアー・中国OP(常州/Super1000)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ジャパンOPに続く上位進出をめざした日本勢だが、2回戦を勝ち抜いたのは女子シングルスの山口茜、女子ダブルスの福島由紀/松本麻佑のみ。厳しい結果に終わっている。
女子シングルスは、ジャパンOP4強の山口茜(上写真)と郡司莉子が2回戦に挑むと、山口が準々決勝に勝ち進んだ。山口はタイのブサナン・ンバルンパンとの勝負となったが、第1ゲームは14本で制す。続く第2ゲームも、7連続得点で差を広げた山口が2-0のストレート勝ちを収め、ベスト8入りを決めた。2大会連続の上位進出をねらった郡司は、地元Vをねらう王祉怡(ワン・ジーイ/中国)に15本、13本で敗戦。日本でつかんだ勢いを生かせずに、2回戦敗退となった。
女子ダブルスは、4ペアが2回戦に登場。唯一白星を手にしたのは福島由紀/松本麻佑(上写真・右)。世界ランク10位のインドネシアペアに対し、福島/松本は14本、9本で圧倒。ベテランの勝負強さを発揮して、2回戦を突破した。そのほかの女子ダブルスは、中西貴映/岩永鈴がマレーシアペアとファイナル勝負を演じたが、最後は18本で敗れてベスト8ならず。大竹望月/髙橋美優、保原彩夏/廣上瑠依も敗戦を喫し、準々決勝進出はならなかった。そのほか、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾、混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏も2回戦で敗れている。
7月24日(2回戦)の結果、25日(準々決勝)の対戦カードは以下の通り。
【女子シングルス】
▼2回戦(7月24日)
郡司莉子●0〔15−21、13−21〕②王祉怡(中国)47分
山口茜②〔21−14、21−17〕0●ブサナン・ンバルンパン(タイ)44分
▼準々決勝(7月25日)
アン・セヨン(韓国) − 陳雨菲(中国)
韓悦(中国) − グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)
山口茜 − アンナチ・フーダ(インド)
王祉怡(中国) − 邱品蒨(台湾)
【男子シングルス】
▼準々決勝(7月25日)
クンラビット・ビティサラン(タイ)− 周天成(台湾)
石宇奇(中国) − 李詩灃(中国)
王正行(中国) − クリスト・ポポフ(フランス)
トマ・ジュニア・ポポフ(フランス) − アンダース・アントンセン(デンマーク)
【男子ダブルス】
▼2回戦(7月24日)
保木卓朗/小林優吾●0〔13−21、13−21〕②徐承宰/金ウォンホ(韓国)34分
▼準々決勝(7月25日)
王昶/梁偉鏗(中国) − カン・ミンヒュク/キ・ドンジュ(韓国)
徐承宰/金ウォンホ(韓国) − アルフィアン/フィクリ(インドネシア)
シェティ/ランキレッディ(インド) − テオEY/オンYS(マレーシア)
マンWC/ティーKW(マレーシア) − A・チア/ソーWY(マレーシア)
【女子ダブルス】
▼2回戦(7月24日)
保原彩夏/廣上瑠依●0〔17−21、13−21〕②タン/ティナー(マレーシア)38分
大竹望月/髙橋美優●0〔17−21、19−21〕②李怡婧/羅徐敏(中国)43分
中西貴映/岩永鈴●1〔24−26、21−7、18−21〕②ゴーPK/テオMX(マレーシア)63分
福島由紀/松本麻佑②〔21−14、21−9〕0●クスマ/プラティウィ(インドネシア)37分

▼準々決勝(7月25日)
譚寧/劉聖書(中国) − 李怡婧/羅徐敏(中国)
李紹希/ペク・ハナ(韓国) − 孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)
福島由紀/松本麻佑 – タン/ティナー(マレーシア)
賈一凡/張殊賢(中国) − ゴーPK/テオMX(マレーシア)
【混合ダブルス】
▼2回戦(7月24日)
緑川大輝/齋藤夏●0〔14−21、15−21〕②クシャリアント/ウィジャヤ(インドネシア)34分
▼準々決勝(7月25日)
馮彦哲/黄東萍(中国) − クシャリアント/ウィジャヤ(インドネシア)
チェンTJ/トーEW(マレーシア) − 郭新娃/陳芳卉(中国)
ヒダヤットゥルラー/パサリブ(インドネシア) − 鄧俊文/謝影雪(香港)
ワン・チャン/鄭ナウン(韓国) − 蒋振邦/魏雅欣(中国)
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