7月25日に開催されたBWFワールドツアー・中国OP(常州/Super1000)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本勢は女子シングルスの山口茜と女子ダブルスの福島由紀/松本麻佑がベスト4進出をかけて海外の強豪選手と熱戦を繰り広げた。
女子シングルスの山口(上写真)は、インド期待の新星、アンナチ・フーダと対戦。17歳の若手に対して、山口は第1ゲームを16本で先取。序盤はスコアが拮抗したが、後半に山口が引き離した。第2ゲームは8オールから6連続得点を奪った山口が一気に抜け出し、そのまま12本に抑えて勝利。ベテランの貫禄を見せた山口がジャパンOPに続きベスト4進出を決めた。
福島(上写真・左)/松本は、ジャパンOP準優勝のタン/ティナー(マレーシア)と対戦。好調の相手に対し、第1ゲームは12オールともつれた試合を展開をしたが、ここから福島/松本が5連続失点。第1ゲームを16−21で奪われると、第2ゲームも主導権を握ったマレーシアペアが後半の連続ポイントなどで抜け出し12−21。福島/松本は0−2のストレート負けを喫し準決勝進出を逃した。
7月25日(準々決勝)の結果、26日(準決勝)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準々決勝(7月25日)
周天成(台湾)②〔21−17、21−11〕0●クンラビット・ビティサラン(タイ)37分
石宇奇(中国)②〔15−21、21−15、21−11〕1●李詩灃(中国)61分
王正行(中国)②〔21−6、22−20〕0●クリスト・ポポフ(フランス)
アンダース・アントンセン(デンマーク)②〔19−21、21−12、21−8〕1●トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)72分
▼準決勝(7月26日)
周天成(台湾) − 石宇奇(中国)
王正行(中国) − アンダース・アントンセン(デンマーク)
【女子シングルス】
▼準々決勝(7月25日)
アン・セヨン(韓国)②〔21−18、21−19〕0●陳雨菲(中国)54分
韓悦(中国)②〔21−19、21−18〕0●グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)34分
山口茜②〔21−16、21−12〕0●アンナチ・フーダ(インド)33分
王祉怡(中国)②〔21−16、21−11〕0●邱品蒨(台湾)42分
▼準決勝(7月26日)
アン・セヨン(韓国) − 韓悦(中国)
山口茜 – 王祉怡(中国)
【男子ダブルス】
▼準々決勝(7月25日)
王昶/梁偉鏗(中国)②〔21−16、22−20〕0●カン・ミンヒュク/キ・ドンジュ(韓国)43分
アルフィアン/フィクリ(インドネシア)②〔21−19、21−14〕0●徐承宰/金ウォンホ(韓国)43分
シェティ/ランキレッディ(インド)②〔21−18、21−14〕0●テオEY/オンYS(マレーシア)40分
A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔21−16、21−16〕0●マンWC/ティーKW(マレーシア)33分
▼準決勝(7月26日)
アルフィアン/フィクリ(インドネシア) − 王昶/梁偉鏗(中国)
A・チア/ソーWY(マレーシア) − シェティ/ランキレッディ(インド)
【女子ダブルス】
▼準々決勝(7月25日)
譚寧/劉聖書(中国)②〔21−13、17−21、21−16〕1●李怡婧/羅徐敏(中国)69分
孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)②〔6−21、22−20、21−12〕1●李紹希/ペク・ハナ(韓国)64分
タン/ティナー(マレーシア)②〔21−16、21−12〕0●福島由紀/松本麻佑39分
賈一凡/張殊賢(中国)②〔21−7、21−15〕0●ゴーPK/テオMX(マレーシア)34分
▼準決勝(7月26日)
譚寧/劉聖書(中国) − 孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)
タン/ティナー(マレーシア) − 賈一凡/張殊賢(中国)
【混合ダブルス】
▼準々決勝(7月25日)
馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−14、21−11〕0●クシャリアント/ウィジャヤ(インドネシア)38分
郭新娃/陳芳卉(中国)②〔21−19、21−15〕0●チェンTJ/トーEW(マレーシア)43分
ヒダヤットゥルラー/パサリブ(インドネシア)②〔21−13、18−21、21−17〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)69分
蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔21−17、21−14〕0●ワン・チャン/鄭ナウン(韓国)37分
▼準決勝(7月26日)
馮彦哲/黄東萍(中国) − 郭新娃/陳芳卉(中国)
蒋振邦/魏雅欣(中国) − ヒダヤットゥルラー/パサリブ(インドネシア)
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