【ジャパンオープン2025】「いいパフォーマンスを常に出すことを心がけて取り組んでいきたい」(保木卓朗)<2回戦/選手コメント−5>

7月17日に開催されたBWFワールドツアー・ダイハツジャパンオープン(東京体育館/Super750)は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた、日本選手のコメントを紹介する。

男子ダブルス
保木卓朗(左)&小林優吾

2回戦は徐承宰/金ウォンホ(韓国)に0−2で敗戦。

――試合を振り返って

保木 1ゲーム目、勝機はあったのかなと思いますけど、あそこで相手の醸し出すオーラが、世界トップのレベルだと感じさせられました。相手が、1点を欲しがらない雰囲気がありました。ラブオール・プレーと同じような立ち振る舞いをしていた。普通は、引いて構えてしまったり、表情に焦りが出てしまったりするのに、あの2人は自信に満ち溢れている。1点取られても大丈夫、という感じがしました。

小林 1ゲーム目の終盤は、練習でのイメージが足りなかったと思います。以前は、もっと突き詰めてトレーニングをしていたので、課題にしたいです。(決勝に進んだ)2年前は、最後の方もサービスを打った後、どっちに動いてどうするか、細かい設定、戦術まで持っていた。(パリ五輪を終えた後の)最近は、いい意味で自由度を増していて、そういうところは欠けている。いいところは残しながらやっていければいいと思います。

――敗れた中での収穫面

保木 今日は、1ゲームは互いに大きな展開が多かったけど、2ゲーム目中盤から相手も右・左なので、2人で一気に前に詰めてくる展開があった。その中で、もう一度、大きな展開に切り替えられて、それで勝負ができていた。そういう切り替えがよかったと思います。

小林 終盤に崩れがちだが、我慢してラリーでミスしないようにできたのがよかったと思います。

――今後に向けて

保木 今は、シードに入れる世界ランク8位以内に戻ることを目標にしているので、1大会1大会が大事。追い求め過ぎて焦るのではなく、いいパフォーマンスを常に出せるように心がけて取り組んでいきたいです。

取材・文/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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投稿日:2025/07/17

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