【ジャパンオープン2025】「競った場面で相手の方が勢いがあり、先にミスをしてしまった」(中西貴映/岩永鈴)<2回戦/選手コメント−6>

7月17日に開催されたBWFワールドツアー・ダイハツジャパンオープン(東京体育館/Super750)は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた、日本選手のコメントを紹介する。

女子ダブルス
中西貴映&岩永鈴
2回戦は賈一凡/張殊賢(中国)に1−2で敗戦

岩永 第2ゲームから修正できた部分はあるのですが、競った場面で相手の方が、勢いがあり、逆に自分たちは引いてしまって、ミスをしてしまったかなと思います。相手のいい形になったときに、しっかりと凌げている部分は何回かあったので、そこは成長できたところかなと。ファイナルゲーム、19オールから最後の2本は賈一凡(ジャ・イーファン)選手がロングサービスを打ってきて、ちょっとタイミングをずらしてきたのもあって、そこから攻めにもっていくことができなかった。こちらは二度とも上げてからのスタートで、最後は相手から攻めにきていた。そういうところが相手の方がうまかったなと思います。

中西 自分自身のレシーブの配球や仕掛けにいくタイミングが安易になったところで、相手にそこをうまく使われるというパターンが多く、それが自分の弱いところだなと感じました。レシーブから岩永が前に出て、点数を取るパターンは今日もすごく多かったですし、勝負どころでも岩永が相手よりも思い切り行ってくれていた場面は多かった。岩永のいいプレーをどう生かすかというところに重きを置いて展開を組み立てるべきだったなと感じています。ランキング自体は向こうの方が下ですが、個人能力の高い選手たちに対して、互角の勝負ができているのは大きなこと。この悔しさを忘れずに、次に向かって頑張りたいなと思います。来週、グレードの高い中国オープンもありますし、そのあとには世界選手権もある。今回、この中国ペアと対戦できたのはすごくいい経験になったと思います。

取材・文/平野貴也、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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投稿日:2025/07/17

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