7月16日に開催されたBWFワールドツアー・ダイハツジャパンオープン(東京体育館/Super750)は、各種目残りの1回戦が行なわれた。ここでは、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた、日本選手のコメントを紹介する。
男子ダブルス
保木卓朗(左)&小林優吾
1回戦は李芳任/李芳至(台湾)に2−0で勝利。
保木 ジャパンOP独特の緊張感と、期待に応えられるかの不安がありました。でも、たくさんのお客さんの声援が力になりましたし、いい形で1回戦を終えることができました。試合は、攻撃だけでなくレシーブの場面でもコンスタントに返せたというのがよかったと思います。あとは、シャトルの飛び方、風というのもそこまで感じなかったので、やりやすいのかなと思いました。
(2回戦で対戦する可能性がある韓国ペアについて)インドネシアOPで対戦しましたが、ここより狭い体育館だったので、2人の圧迫感を感じました。返すところがないという印象をつけられたけど、今回は大きい体育館なので、コートが大きく見えるはず。そこを生かして、自分たちの持ち味を出したいです。相手もディフェンスが堅いですし、そこを我慢して我慢して崩すことが大事だと思うので、それができるように…小林にしっかり動いてもらおうと思います(笑)。
小林 ケガ明けから、初めての日本での試合でしたが、コンディションは上がっていたので、あとは試合で出すだけでした。2人で声をかけながらやれてよかったかなと思います。(ケガの影響もあり)前ほどガツガツ動き回るプレースタイルとはいきませんが、動きのスピードの出し入れのところで、相手が速く感じさせることができた。ラリーの時は足をしっかり入れて、出す時は出す、抜く時は抜くというラリーだったので、今日は勝てたかなと思います。
(日本の男子ダブルスについて)男子ダブルスは、自分たちの若い時とは違って一つの国に強いのが1、2ペアいる状況です。だから、今の若手はそういう強いペアとなかなか対戦できていない。練習の時に、若手が少しでも強い相手を体感できるように、自分たちが力をしっかりキープしていきたいです。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳
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