7月15日に開催されたBWFワールドツアー・ダイハツジャパンオープン(東京体育館/Super750)は各種目1回戦が行なわれた。ここでは、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた、日本選手のコメントを紹介する。
女子ダブルス
大澤佳歩(右)&田部真唯
1回戦はスキタ/オルンニチャ(タイ)に2−0で勝利。
大澤 出だしは緊張して、自分が思ったようなプレーが最初は出せなかったけど、後半は自分たちの丁寧なプレーや、ガツガツした気持ちで負けない姿勢が出せたと思います。こういう中でも、自分たちのやりたいプレーができるようになったのは成長です。今までICとかSuper300とか回ってきましたが、S750はそういった大会とは違う雰囲気。日本で行なわれる国際大会なので、いつもと違った緊張感の中で試合ができたのは、すごく刺激になりました。今後、自分たちの糧になるかなと思います。
これから、こういった上の大会をめざすのであれば、強い相手を倒さないといけない。明日は格上、格下は意識せずに、自分たちがどれだけできるか。失うものは何もないので、しっかり2人で気持ちいれて向かっていきたいです。
田部 「なんで私はここに立っているんだろう」と思ったくらい、めちゃくちゃ緊張しました。でも、それ以上に勝ちたい気持ちが強かったので、切り替えて、自分たちのやってきたことを出していけば勝てると思ってとにかくやり切りました。相手の動画は見ましたが、それよりも、まずは自分たちのやってきたことをやればいいと思って、前に出ていくこと、レシーブにまわらないようにすることなど、そういうシンプルなところをやりきれたのが、勝因になったのかなと思います。
次の相手は格上(韓国の李紹希/ペク・ハナ)ですが、同じ人間ですから、隙が生まれたり、気持ちで引くこともある。そこに対して、攻め込むこと、相手が嫌がるくらいねばることを考えて、向かっていきたいなと思います。優勝を目標にしながら、目の前の一戦一戦を頑張りたいと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部
写真/菅原淳
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