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【選手コメント】「地元のジャパンオープンで活躍して、ホキコバの弾みにしたい」(保木卓朗)「今まで以上にポジティブに、信頼し合ってできている」(小林優吾)

7月15日、ワールドツアーSUPER750のダイハツ・ジャパンオープン(東京体育館)が開幕する。日本代表は、7月9日、味の素ナショナルトレーニングセンターで行なわれている日本代表合宿をメディアに公開。練習後、注目選手が囲み取材に応じた。

ここでは、男子ダブルスに出場する保木卓朗/小林優吾のコメントを紹介する。

保木卓朗(左)&小林優吾

――現在のコンディションは

保木 ジャパンオープンは日本開催の大事な大会。ここまでしっかりと準備をしてきましたし、あとは本番の舞台で頑張るだけだと思います。

小林 結構長くコンディションを整える時間があったので、いい状態を保てているという実感があります。

――パリ五輪から1年。自分たちの変化や成長など感じる部分は?

保木 小林のケガもあって、ここまで出場する大会は多くはなかったのですが、その中で、パリ五輪以降は、どちらかというとバドミントンを楽しむ感じでできています。パリ五輪までは勝ちにこだわった戦い方が多かったのですが、今は試合もすごく楽しくできていますし、それがプレー面でもいい方向にいっているのかなと思います。

――プレー面で楽しいと感じる部分は

小林 リードされたり、競り合った場面で、保木とのコミュニケーションが、以前よりも明るくポジティブな感じでできているかなと。それによって作戦もポジティブなやり方でできている。今まで以上に、お互い信頼してやれていると実感しています。

――ここはもう少し突き詰めたいという部分は

小林 ケガの影響もあって、昨年よりもスピードが出せない部分はまだあるかなと思っています。ただ、そのスピードが出せない分、1本でも多く相手のコートに返したり、スペースを見て連係を取っていくなどを突き詰めていけば、もっとよくなるかなと思っています。

――ジャパンオープンのイメージは

保木 2年前、自分たちは決勝の舞台で敗れてしまったのですが、地元の大きな舞台での決勝は、日本のファンの皆さんにすごく応援してもらえるし、それが自分たちの力にもなる。そこから自分たちもいい流れができたのかなと思っています。ここで活躍することで、ホキコバがまたさらに飛躍していけると思うので、そういった弾みにしていきたいです。

――1回戦は台湾ペアと対戦する。組み合わせの印象は

保木 1回戦から気の抜けない相手ですけど、その先の2回戦では、インドネシアオープンで敗れた韓国ペアと当たるのかなと。そのペアにリベンジできるという気持ちで、頑張りたいと思います。

小林 1回戦で当たるペアはカナダオープンで優勝しているペアなので、自信をもってやってくると思うのですが、自分たちは自分たちなりのプレーで対抗すれば勝てると思うので、気を抜かず、頑張ります。

 

構成&写真/バドミントン・マガジン編集部

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