5月22日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアマスターズ(クアラルンプール/Super500)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。
男子シングルスは、初戦を突破した奈良岡功大と田中湧士(上写真)が2回戦に登場た。田中は、1回戦で西本拳太に勝利したプラノイ・H.S.(インド)を2-0で撃破。第1ゲームを21−9、第2ゲームは終盤まで競り合う展開となったが、最後は21−18で田中が制し、ベスト8入りを決めた。奈良岡は、インドネシアのチコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨとの対戦し、第1ゲームは21−11で先制。第2ゲームも16本に抑えて2-0のストレート勝利を飾り、準々決勝進出を決めている。
男子ダブルスは、保木卓朗/小林優吾がマレーシアの若手ペアを14本、13本で一蹴。35分のスピード決着で準々決勝に駒を進めた。一方、世界ランク8位のマレーシアペアと対戦した山下恭平/緑川大輝は、第1ゲームこそ17本までねばったが、第2ゲームは11連続失点を喫して敗戦した。
女子シングルスは、山口茜(上写真)と奥原希望の日本人対決となり、第1ゲームは奥原が先制。第2ゲームは24オールの大接戦を山口が26−24で制すと、最終ゲームは山口が点差を大きく広げて勝利。山口が準々決勝に勝ち進んだ。また、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未は、インドネシアのラマダンティ/マヤサリとファイナルゲームの競り合いとなったが、最後は15本で振り切られ敗戦。準々決勝進出はならなかった。
5月22日の2回戦結果、23日(準々決勝)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼2回戦(5月22日)
奈良岡功大②〔21−11、21−16〕0●チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ(インドネシア)37分
田中湧士②〔21−9、21−18〕0●プラノイ・H.S.(インド)39分

▼準々決勝(5月23日)
田中湧士 – クリスト・ポポフ(フランス)
スリカンス・キダムビ(インド) − トマ・ジュニア・ポポフ(フランス)
奈良岡功大 – 翁泓陽(中国)
伍家朗(香港) − 李詩灃(中国)
【女子シングルス】
▼2回戦(5月22日)
山口茜②〔18−21、26−24、21−3〕1●奥原希望61分

▼準々決勝(5月23日)
王祉怡(中国) − グエン・トゥイリン(ベトナム)
ラチャノック・インタノン(タイ) − ミシェル・リー(カナダ)
山口茜 – 高昉潔(中国)
韓悦(中国) − プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)
【男子ダブルス】
▼2回戦(5月22日)
保木卓朗/小林優吾②〔21−14、21−13〕0●チューン/ハイカル(マレーシア)35分
山下恭平/緑川大輝●0〔17−21、13−21〕②マンWC/ティーKW(マレーシア)32分
▼準々決勝(5月23日)
アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − ルンドガード/ベスターガード(デンマーク)
A・チア/ソーWY(マレーシア) − ソガード/ケアー(デンマーク)
保木卓朗/小林優吾 – 梁偉鏗/王昶(中国)
マンWC/ティーKW(マレーシア) − ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)
【女子ダブルス】
▼2回戦(5月22日)
志田千陽/松山奈未●1〔21−19、19−21、15−21〕②ラマダンティ/マヤサリ(インドネシア)

▼準々決勝(5月23日)
譚寧/劉聖書(中国) − 坑姝良/李華洲(中国)
ラハユ/セティアニングルム(インドネシア) − 許尹鏸/林芝昀(台湾)
クスマ/プラティウィ(インドネシア) − ティナー/タン(マレーシア)
賈一凡/張殊賢(中国) − ラマダンティ/マヤサリ(インドネシア)
【混合ダブルス】
▼準々決勝(5月23日)
蒋振邦/魏雅欣(中国) − カピラ/カラスト(インド)
フェルディナンシャー/ラマダンティ(インドネシア) − 程星/張馳(中国)
葉宏蔚/チャンNG(台湾) − ベスターガード/ブッシュ(デンマーク)
デチャポル/スピッサラ(タイ) − 馮彦哲/黄東萍(中国)
文/バドミントン・マガジン編集部
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