5月21日に開催された日本ランキングサーキット(埼玉・サイデン化学アリーナさいたま)は、各種目2回戦と17位決定戦が行なわれた。
男子シングルスは、日本代表で第1シードの高橋洸士(トナミ運輸)が、野田統馬(日立情報通信エンジニアリング)にファイナル勝負の末に敗れ、2回戦で敗退。同じく日本代表の沖本優大(BIPROGY)は、明治大の藤原睦月に16本、20本で敗れた。準々決勝には、元日本代表の常山幹太(北都銀行)や小川翔悟(ジェイテクト)、そして明治大の藤原、宮下怜などが勝ち上がった。
女子シングルスは、日本代表の郡司莉子(再春館製薬所)が、社会人1年目の松田仁衣菜(BIPROGY)とファイナルゲームの競り合いになるも、最後は15本に抑えて準々決勝に進出。日本代表経験のある舛木さくら(北都銀行)、水津愛美(ACT SAIKYO)なども、2回戦を突破してベスト8入りを果たした。なお、第1シードの杉山薫(BIPROGY)は、2回戦を棄権した。
注目ペアが多いダブルス。混合ダブルスは、日本代表で第1シードの西大輝/佐藤灯(BIPROGY/ACT SAIKYO)が、接戦を制して2回戦を突破。同じく日本代表の吉田翼/関野里真(日本体育大/ヨネックス)は、滝口友士/植村理央(豊田通商)にファイナル勝負の末に敗れた。今大会、第2シードの渡辺勇大/松友美佐紀(J−POWER/東京都協会)は、順当に勝利をつかみベスト8入りを決めている。
男子ダブルスは、柴田一樹/山田尚輝(NTT東日本)、熊谷翔/西大輝(BIPROGY)、相澤桃李/佐野大輔(ジェイテクト)ら上位候補が勝利を飾り、準々決勝に進出。高校生ペアの澤田修志/石井叶夢(埼玉栄高)は、トナミ運輸の西田陽耶/目崎駿太郎を18本、10本で制し、ベスト8へと勝ち進んだ。女子ダブルスは第1シードの中西貴映/五十嵐有紗(BIPROGY)、同2シードの櫻本絢子/関野里真(ヨネックス)らが準々決勝に勝ち進んだほか、前週のタイOP(Super500)でベスト4の保原彩夏/廣上瑠依(ヨネックス)も2回戦を勝利し、ベスト8入りを果たした。
明日5月22日に行なわれる準々決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼準々決勝
野田統馬(日立情報通信E) − 川本拓真(BIPROGY)
古賀穂(AC長野パルセイロBC) − 常山幹太(北都銀行)
小川翔悟(ジェイテクト) − 藤原睦月(明治大)
宮下怜(明治大) − 大林拓真(トナミ運輸)
【女子シングルス】
▼準々決勝
久湊菜々(ACT SAIKYO) − 古川佳奈(岐阜Bluvic)
平本梨々菜(岐阜Bluvic) − 小西春七(岐阜Bluvic)
郡司莉子(再春館製薬所) − 舛木さくら(北都銀行)
近藤七帆(広島ガス) − 水津愛美(ACT SAIKYO)
【男子ダブルス】
▼準々決勝
柴田一樹/山田尚輝(NTT東日本) − 澤田修志/石井叶夢(埼玉栄高)
相澤桃李/佐野大輔(ジェイテクト) − 小川航汰/永渕雄大(ジェイテクト)
金子真大/齋藤駿(トナミ運輸) − 松居圭一郎/玉手勝輝(日立情報通信E)
竹内宏気/小川桂汰(岐阜Bluvic) − 熊谷翔/西大輝(BIPROGY)
【女子ダブルス】
▼準々決勝
中西貴映/五十嵐有紗(BIPROGY) − 金廣美希/木山琉聖(再春館製薬所)
石川心菜/平本梨々菜(岐阜Bluvic) − 今井優歩/齋藤夏(ほねごり相模原/PLENTY GLOBAL LINX)
曽根夏姫/小松ゆい(北都銀行) − 保原彩夏/廣上瑠依(ヨネックス)
鈴木陽向/山北奈緖(NTT東日本) − 櫻本絢子/関野 里真(ヨネックス)
【混合ダブルス】
▼準々決勝
西大輝/佐藤灯(BIPROGY/ACT SAIKYO) − 柴田一樹/玉木亜弥(NTT東日本/筑波大)
小川桂汰/原菜那子(岐阜Bluvic) − 滝口友士/植村理央(豊田通商)
下農走/大澤陽奈(金沢学院クラブ/ACT SAIKYO) − 古賀輝/今井優歩(ジェイテクト/ほねごり相模原)
山澤直貴/曽根夏姫(コンサドーレ/北都銀行) − 渡辺勇大/松友美佐紀(J−POWER/東京都協会)
文・写真/バドミントン・マガジン編集部
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